スポーツ選手やクリエイターなど、何かしらのトップエキスパートって
自分の仕事に対してストイックに取り組む印象がありますよね。

目の前の課題に対して集中し、没頭し、
何度失敗しても諦めずに立ち向かっていく姿勢…

でも、だからといって、悲壮感が漂っている訳では無く、
負のオーラ、マイナスのオーラを纏うようなことは無く、
正のオーラ、プラスのオーラを纏い、
前向きで生き生きとしている雰囲気がどことなく伝わってきませんか?

例えば、仕事上で目の前に大きな壁が現れてしまった時を想像してみましょう。

その壁に対してどのように対処するのか、
どのような思考展開になるのかは、人によって異なってきますが…

仕事ができない人の場合、上手くいかない事態を考えて悲観的になり、
嫌々ながら、やらされている感満載で仕方なく取り組むでしょう。

大多数の一般的な人の場合、無理だとしても何とかして自分を奮い立たせ、
前向きになろうとして一生懸命に解決策を探るでしょう。

そして仕事ができる人の場合、困難な状況でも悲観的になることは無く
それどころか、自分の置かれた状況を楽しみ、自然と前向きになり、
自分を成長させるための糧にしようとするでしょう。

このように、同じ壁でも人によって思考展開が異なってくる事実。
これらの違いはどこから来るのか…

私は昔から悲観的に考える癖が付いているので、
楽観的に物事を捉えられる人が羨ましいです。

大きな壁に対する反応というのは、
生まれ育った環境、受けた教育、周りの人間関係などによって
長い年月をかけて自然と身に付いてしまうものなので
成長してから、成人になってから変えていくのは非常に難しいですね。

だからこそ、意識的に変えていくことが必要になります。
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三流は壁を避ける。二流は壁を乗り越える。一流は…

大きな壁が立ちふさがっても自然と前向きになるためにはどうすれば良いのか…

結局のところは、その仕事が好きかどうか、
どんな小さな事でも「それができた」という達成感の積み重ね、
自分の努力が結果として表れているという実感が重要になるでしょう。

言われるがままに動いているだけでは、
その仕事にワクワク感は生まれません。

自ら率先して動き、些細な出来事からでもヒントを得ようとしたり、
チャンスを見つけようとして、何かしらに活かそうとする。

専門用語では、自己効力感(セルフ・エフィカシー)とも言われますが、
自分の感情をコントロールして、状況に応じた適切な行動を遂行できる
という自分の可能性を信じ切ること。

無理矢理「頑張るぞ」ではなく、
自己肯定感の高さに起因する自然な行動力です。

これがあれば物事をポジティブに捉えることができ、
目の前の大きな壁もワクワクに変えることができます。

例えば、ゲームが好きな人って寝食を忘れて何時間でも没頭できますよね。

強い敵と戦って負けたとしても、脱出困難な迷路に迷っても、
この先どこへ進めばよいのか分からなくなっても、
それ自体が楽しくて仕方ない…

そんな状況を仕事というリアルな場面でも作り出すことができたら良いですね。

以下、とあるビジネス書に書いてあった名言です。

三流は壁を避ける。二流は壁を乗り越える。一流は壁を楽しむ

メジャーリーガーのイチロー選手や大谷翔平選手は壁を避けてきたでしょうか?
明らかに壁を楽しんでますよね?

今やトップ棋士となった藤井聡太七冠は壁を避けてきたでしょうか?
明らかに壁を楽しんでますよね?

孫悟空は自分より強い敵が現れたことを喜んでましたよね。
ルフィーはGEAR5で笑いながらカイドウと戦っていましたよね。
ネテロ会長はアリの王メルエムと戦えることに感謝し、楽しんでましたよね。

言わずもがな、彼らは一流です。

それに引きかえ、、、
私は学生時代、サラリーマン時代を通して明らかに二流でした。

とにかく頑張ることしか頭になかった。

受験勉強も仕事も一生懸命にやってはいましたが、
悲壮感たっぷりでそこに楽しみを見出す発想が全くなかった。だから辛かった。
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収益がプラスにならないという大きな壁に対して…

トレードも同じです。

結果が出ないという大きな壁、
収益がプラスにならないという大きな壁に対して…

三流のトレーダーは、このまま結果が出ないのではないかと悲観的になり、
嫌々ながら、やらされている感満載で仕方なく取り組むでしょう。

二流のトレーダーは、無理かもしれないけど何とかして自分を奮い立たせ、
前向きになって一生懸命に努力を続けるでしょう。

そして一流のトレーダーは、結果が出なくても悲観的になることは無く
それどころか、自分の置かれた状況を楽しみ、自然と前向きになり、
自分を成長させるための糧にしようとするでしょう。

嫌々続けるのではなく、無理矢理頑張るのでもなく、
自然に前向きになって行動できる状況。

このような一流の行動/思考になるためにはどうすれば良いのか…

それは先に書いたように、
セルフ・エフィカシーを持ち、トレードという仕事が好きかどうか、そして、
どんな小さな事でも「それができた」という達成感の積み重ね、
自分の努力が結果として表れているという実感が重要になります。

例えば、
トレード記録を取り続けて自分の財産が増えるのは嬉しいですね。
自分の勝ちパターン、負けパターンを知るのは嬉しいですね。
ルール通りにトレードできた自分、成長した自分は嬉しいですね。
こうやって少しずつ勝ち組に近づいているという実感はワクワクしますね。

取り組み方によって、思考の向き方によって
いくらでもポジティブになれますし、いくらでも楽しめますし、
いくらでもワクワクできます。

まぁ、勝ち組に入ること自体は二流でもできるかもしれません。

全く楽しまなくても一生懸命に悲壮感満載で毎日何時間も没頭し続けていけば、
経験値が貯まり、期待値>1の手法も見つかり、
平常心の重要性に気付くこともできるでしょう。

でも…それでは辛いですね。
本当にそんな状態で何ヶ月も何年も続けられるかどうか…

幸いにも私は理系気質のためか、
トレードの分析自体が面白くて、
毎日何時間でも平気で楽しく取り組むことができました。

あなたもどんなことでも良いので、トレードに面白味を見つけて
楽しく続けられるようにしてください。