スパンモデルに関してですが、久しぶりに販売ページを覗いてみたところ、
名称が変わってましたね。
以前は、「マーフィーの最強スパンモデル」だったのですが、
それが、「マーフィーのスパンモデルFXプレミアム」に変更されていたようです。
スパンモデルはもう何年も販売ページを見ていなかったので、
名称が変更された事に気づいていませんでした。
それほど気にする事でもないですが、
今後は正式名称で呼ぶ場合には、なるべく新名称を使います。
さて、「マーフィーのスパンモデルFXプレミアム」には
2種類のチャート設定画面があって、
それらはスパンモデルとスーパーボリンジャーです。
個人的には、スパンモデルとスーパーボリンジャーの良いとこ取りみたいな、
2つを融合させたチャート画面を使っているのですが、
スーパーボリンジャー自体は、それほど使い勝手が良いとは思っていません。
スーパーボリンジャーが使いづらいというよりも、
それに基づく相場の状況判断が分かりづらい
といった方が良いでしょうか。
「マーフィーのスパンモデルFXプレミアム」では、相場状況を
・上昇トレンド相場
・下降トレンド相場
・調整の反騰上昇相場
・調整の反落下降相場
・レンジ相場
と分けており、上記5つの相場状況を
スーパーボリンジャーを用いて判断するようにしています。
その際に注目するのが、±1σラインとなります。
簡単に説明すると、
+1σ以上にあるときが上昇トレンド
-1σ以下にあるときが下降トレンド
-1σ以下だったものが上抜けたら調整の反騰上昇相場
+1σ以上だったものが下割れたら調整の反落下降相場
±1σ内で推移していたらレンジ相場
と定義づけています。
こうした状況判断自体は間違っておらず、相場の見方としては正しいですが、
だからといって、これをそのまま機械的に鵜呑みにしてしまうと、
エントリーや手仕舞いのタイミングがズレたり、
正しい方向性を見失ってしまうこともあります。
例えば、以下は直近のEURJPYの1時間足のスーパーボリンジャーです。
白色のラインが±1σのラインですが、
このようにきれいなトレンドが継続してくれれば、
スーパーボリンジャーによる相場状況の判断は、適切に機能して、
5分足や1分足などでタイミングを取りながらのトレードも有効でしょう。
しかし、過去のチャートを遡ってみると分かりますが、
このようなきれいなトレンドは"稀"です。
±1σに沿った巡航速度のトレンドは
そうそう頻繁に起こるものでもありません。
次に、以下は直近のEURUSDの1時間足のスーパーボリンジャーです。
直近2日分ほどのチャートですが、
±1σのラインが効いているのか効いていないのか、分かりづらいですね。
±1σのラインを抜けたり割ったりする場面も多く、
このラインを相場状況の判断に用いると、ローソク足が描かれるたびに、
上目線になったり下目線になったりしなければいけません。
また、±1σの抜け割れのタイミングでポジションを持つことも
それほど有効でないと分かるでしょう
このあたりは、個人的な使いやすい使いにくいという問題でもあり、
中には上記の相場状況判断を有効に活用しているトレーダーも多いと思いますが、
私は±1σラインはそれほど重要視していません。
でも、遅行スパンに関しては、かなり有効であるという認識は持っています。
遅行スパンの基調に沿ってトレードするようにしてからは
私自身のトレードの勝率が向上したという経験をしていますので、
このラインに従うだけでもスーパーボリンジャーの価値はあると思います。
私こすぎもチャートには必ず表示させているお気に入りの商材です。
→マーフィーのスパンモデルFXプレミアム詳細レビューへ