某テレビ番組の一場面です。
「コロナ禍で子どもが進学をあきらめたり、
ギリギリの生活をする人が大勢いる中で
株で投資家は儲かっているとか、
いくら考えても意味が分かりません」
こんな思考をしている人が本当にいるんでしょうか？
テレビ特有のヤラセ？と疑ってしまうほどです。
でも、どうなんでしょう、
株やFXに限らず、投資や投機をやったことがない人達にとっては、
もしかしたら、こういう考え方が一般的なのでしょうか？
金融教育を受けていない弊害なのか、
“お金儲けは汚いこと“という先入観をもっているのか。。。
投資家は楽して儲けているわけではない
上記のコメントに対してわざわざ反論するほどでもないですが、
もちろん、コロナ禍の最中に株で儲けることは何ら悪いことではありません。
その理由を以下に挙げておきます。
- 投資家はリスクを取っている
- 投資家は勉強しているから儲けている
- 投資家がいなければ会社は成り立たない
これらについてもう少し解説すると、、、
投資家はリスクを取っている
投資家は100％勝っているわけではありません。
時には負けることもありますし、
それにより自分の資産が減ることも当然あります。
損失になる可能性と利益になる可能性を天秤にかけて、
投資する価値があると思った時に “購入する” という決断を下しています。
株を購入した後は、持ち株が上がるか or 下がるのか常に気になり
ストレスに押しつぶされそうになる人もいるでしょう。
そのような経験を乗り越えてきたからこその利益です。
ノーリスクで行動しない人よりは、よっぽどマシだと思いますが。
投資家は勉強しているから儲けている
何も勉強せず、適当に銘柄を選んで勝ち続けられるほど相場の世界は甘くないです。
投資関連の書籍を読み、人によっては商材なども購入し、
テクニカルやファンダメンタルズ、投資心理、資金管理などを何ヶ月、何年も勉強し、
と同時に過去チャートで検証を重ねたうえで、始めて勝ち組に入れます。
人によっては、そうした勉強を続けるために、
自分の趣味の時間を犠牲にしたり、
時には家族との団らんの時間も犠牲にしたかもしれません。
しかし、それもこれも、将来の自分のため、将来の家族のためです。
目的意識を持たずに何も勉強しない人よりは、よっぽどマシだと思いますが。
投資家がいなければ会社は成り立たない
投資家(株主)が資金を提供してくれているから株式会社は存在でき、
株式会社が存在しているから私達は日常生活に必要な物・サービスの提供を受けられます。
言ってみれば資本主義経済において投資家は必要不可欠な存在です。
投資家は会社が発展すると思っているからその会社へ投資を行うのであり、
会社が発展すれば会社は利益を得られ、投資家も利益を得られます。
逆に、投資家が資金を引き揚げてしまったら、
資金不足で事業は滞り、株価は大きく下落し、
最悪倒産する可能性だってあります。
日本という国の経済発展に参加することの何がいけないのでしょうか？
コロナ禍で生活が苦しくなった方も多いでしょうが、
それ以前に、日頃からお金の勉強をして、
マネーリテラシーの向上に努めていれば、
今回のコロナショックというピンチですら
チャンスに変えることはできたはずです。
昨年のコロナショックの初期段階時、皆が焦ってパニックを起こし、
無意味にトイレットペーパーを買い占めしたり、
高騰したマスクに文句を言っている頃、
私は冷静に状況を判断し、米株へ投資しましたし、仮想通貨も買い増ししました。
私がなぜそのような行動を起こせたのか、、、
それは日頃からお金の勉強をして、
経験を積み重ねていたからです。
だから、いざという時にアクションを起こすことができたんです。
それらの株や仮想通貨は今も保有していますが、
ありがたいことに今の所は大きな含み益になっています。
現在、コロナショックから1年ほど経過しましたが
ステイホーム、在宅ワークで時間ができたのなら、
その間、投資だけでなく、FXの勉強もできたはずです。
もしも、1年間FXの勉強を続けていたら
それなりのスキルを身に着けることができた可能性もあったわけです。
上手くいけばギリギリの生活から脱却することもできたわけです。
なぜお金の勉強をしないんでしょうか？
なぜ努力をしないんでしょうか？
なぜ行動を起こさないんでしょうか？
政治に依存して愚痴や文句ばかりを言い、
他人が儲けていることを嫉んだり僻んだりしても、
それでは何も成長できませんね。
コロナ禍はまだ当分続きそうですが
まだまだ今からでも遅くないです。
投資や投機、FX、トレードなどのお金の勉強は
その人の人生に大きくプラスになります。
自分の頭で考えて行動し、リスクを取る側に回りましょう。
。。。と書いても、某テレビ番組にコメントした人は
私のブログなんて見てないでしょうが。。。
