手法を構築することは難しいものです。

当然と言えば当然ですね。
自分の性格、生活スタイルに合っている期待値>1の手法が
そんな簡単に構築できるはずはないです。

だからこそ私は、FX商材から学ぶことを勧めているのですが、
それでも、中には
資金がない“、”騙されなくない
との理由で購入をためらっている人もいるかもしれません。

まぁ、
数年かかっても良いから自分で手法を構築したい
という決意ならばそれでも構いません。

思う存分、自分で模索して、思考錯誤して、
手法を構築していただければと思ます。

しかしその際、
どうしても守ってもらいたい条件
心に刻んでもらいたいことがあります。

それは、

  • 必ずストップを置く
  • ストップをズラさない
  • ナンピンしない

この3つを守った手法を構築してください。

私が本ブログで勧めているどのFX商材も、
必ずストップを設定していますし、
ストップをズラすことを許しているものはありませんし、
ナンピンを推奨しているものはありません。

勝ち組トレーダーが販売しているどんなFX商材でも
上記3つを守っているんですから、
あなたもそれを真似るべきだと思いますがいかがでしょうか?
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必ずストップを置く

どんな手法であれストップは必ず必要です。
ストップを設定しない手法なんて有り得ません。

もちろん、どこでエントリーすべきかは重要ですが、
それと同じくらいに、どこにストップを置くべきかは重要です。

エントリー位置とストップ位置は、
言わば両輪の関係性にあります。

どこでエントリーすれば適切なストップ位置になるのか?
どこでエントリーすればストップ幅が広くなり過ぎないか?

これらを常に考えてストップ位置を決めましょう。
そして実際のトレードの際には必ず実行しましょう。

初心者ほどストップの重要性に気づいていないケースが多いですが、
ストップはバンジージャンプする際のロープと同じだと思ってください。

毎回毎回、エントリーした際には、
必ずストップを設定する癖を付けてください。

面倒だから今回はストップを置かなくてもいいや
、、、そんなときに限ってレートは思惑と反対方向へ動くものです。

自分にとって不都合なアノマリー、
自分にとって不都合なジンクスを作って苦しまないためにも、
ストップ設定は習慣化してください。

ストップをズラさない

トレードはトータルの勝ち幅からトータルの負け幅を引いた残りが利益になります。

なので、数多く勝つことよりも”大きく勝つ“ことが重要です。
同じく、数少なく負けることよりも”小さく負ける“ことが重要です。

しかし、初心者ほど勝率重視になる傾向が強く、
たくさん勝とうとします。

たくさん勝とうとする意識が強くなり過ぎると、
勝ち幅を狭くして、負け幅を広くしたがります。

つまり、ストップを深くズラして何とかして勝とうとします。

確かにストップを深くズラせば勝率を高めることはできます。

しかし、ストップをズラしたことによる勝ちは
ルール違反による勝ちであるとともに、
麻薬のような作用を脳にもたらし、
次のトレードでもストップをズラそうとするでしょうし、
それでもストップに引っかかりそうなら、
際限なく、より深くより深く、ストップをズラそうとするでしょう。

そして、取り返しのつかない損大にまで膨れ上がり、
手も足も出ない状況に追い込まれます。

ストップを置いてもそれをズラしてしまっては手法構築の意味がないです。
損切りを嫌がっていては一人前のトレーダーになれないと自覚しましょう。

ナンピンしない

ナンピンもまた、勝率にこだわるトレーダーが手を出しがちです。

実際、過去チャートで検証してみると、
ナンピンすれば、ほとんどの場面で勝てると分かるでしょう。

それこそ、100回くらいのトレード機会の検証であれば、
ナンピンすれば無敗も可能です。

しかし、たかが100回なんて、
ナンピン手法ではあまりにも検証回数が少な過ぎるという事実を
ほとんどのトレーダーは理解していません。

そんなナンピン手法を実践で使えば、
いつか必ずナンピンしても回復してくれない場面に遭遇します。

そして、取り返しのつかない損大にまで膨れ上がり、
手も足も出ない状況に追い込まれます。

天才トレーダーと言われるような方であれば
ナンピンを駆使して縦横無尽に相場から利益をもぎ取ることも可能ですが、
私達のような凡人にはナンピンは不要です。

ナンピンなんてトレーディングを難しくしているだけであり、
自身の手法構築にはナンピンという選択肢は持たないようにしましょう。

以上、
期待値>1の手法を構築する際に必ず取り入れるべき3つの条件でした。

この3つを守った手法であれば、
少なくとも一発退場はありません。

トレードを始めてから1年以内で9割のトレーダーが市場から去る
と言われていますが、
退場したトレーダーのほとんどは上記の3つのどれか、
もしくは、全部を無視した手法で相場に立ち向かった人達です。

もちろん、上記3つを守った場合でも、
ジリ貧の可能性はありますが、
それでも生き残っていることに変わりはありません。

生き残っていれば、検証でき、勉強でき、改良でき、
その積み重ねが後々効いてきて、
勝てるようになる可能性は高まってきますよ。