昨日は伊の総選挙の思惑とその結果、そしてその後の政局運営に関するニュースで
FXだけでなく株式などでも大きく上下動しましたね。
ある意味乱高下とも言えますが、
こうした相場が得意な人と得意でない人がいますね。
デイトレをする際にも、見ている時間足や使用している情報商材の手法によっては
売っては上がり、買っては下がりの往復ビンタ状態のトレーダーもいれば、
売っては利確、買っても利確でうまく波に乗れたトレーダーもいるでしょう。
では私の場合はというと、
こうした上下動の激しい相場は、はっきり言って苦手です。
利大を目指して出来るだけポジションを長くキープしたいと思っているので、
このような急激に流れが変わるような相場展開だと、
せっかくの含み益が一気になくなったり、
逆に、含み損になってしまったりするので、やりにくいですね。
下記は昨日のスパンモデルの5分足チャートです。
スパンモデルの5分足チャートというのは
デイトレでの利用が推奨されているチャート画面ですね。
しかし、このチャート画面を見てわかるとおり、上下動が大きすぎて
遅行スパンや雲の色転換などが相場の流れに追いついていないことが分かります。
まぁ、昨日に関しては多くのトレーダーが
チャート画面よりもニュースの方に注目していた事でしょう。
そういう状況のときは、やはりテクニカルが効きにくい傾向があります。
ロンドン時間序盤には、伊の選挙結果を受けて、
政局が混迷するという思惑で大きく下落する流れとなりましたが、
それが一転して、連立政権の話がニュースに出た途端に
今度は大きく上昇していきました。
チャートでなくニュースの方がウエイトが大きい状態の時には、
チャートの節目とか、サポート、レジスタンス、トレンドラインなどの
テクニカル要因の重要性は低くなってきます。
オシレータ系の指標での買われ過ぎ、売られ過ぎのサインも
ほとんど意味がないでしょう。
こうした時には、何も考えずに上がっているなら買い、下がっているなら売り、
流れが止まったかも、と思ったら決済、
という単純な思考のほうが良いような気がします。
前回のスパンモデルの記事では、
大きく動く時には、スパンモデルの1分足チャートが有効と書きましたが、
昨日に関しては、乱高下気味の上下動だったために、
ロンドン時間中盤以降は、あまり有効には機能しなかったようです。
EURJPY1分足チャート
上記のチャートを見ても、
やはり昨日は1分足チャートでもやりづらかったでしょうね。
私はスパンモデルを自分流のアレンジして、
15分足チャートでチャートの形状を把握し、
1分足チャートでエントリーのタイミングを計るやり方をしているのですが、
では、昨日の乱高下の相場に対して、私はどのように対処したのかというと、、、
簡単です、、、様子見のままエントリーせずに終了しました。
自分の手法が効きやすい相場なのか、効きにくい相場なのかを
判断するのもトレーダーとして重要な要素のひとつです。
昨日は大きく動く事は監視前から分かっていましたが、
上に大きく動くのか、下に大きく動くのか、それとも乱高下なのかはわかりません。
私は16時過ぎた辺りから監視を始めたのですが、
ロンドン時間序盤の伊ニュースにおける急激な下落、その後の急激な上昇を見て、
「今日はテクニカルが効かない日かも」
と判断し、よっぽど良いタイミングが来なければ、様子見に徹しようと思い、
その後はチラチラとチャートを確認するだけで、他の作業をしていました。
人によっては、
「デイトレなんだからエントリーしないのはもったいない」
「こんなに大きく動いているんだからエントリーしないともったいない」
と思うトレーダーもいるかもしれませんが、
私の場合は、マイルールにあわない可能性が高い場合は、
デイトレであっても、平気でノートレードでその日を終わらせます。
情報商材の手法は万能ではありません。
その手法に適合しそうにない相場展開だと判断したら、無理にエントリーせず、
自分の手法の間合いに入るまでずっと待つのもひとつの選択です。
私こすぎもチャートに必ず表示させているお気に入りの情報商材です。
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