FX情報商材を選ぶときに、どのくらいの頻度でトレードを行うのか、
その回数を気にする人は多いですね。

特にデイトレの場合だと、トレード回数が多ければ利益も多い
と思われているようですが、スキャルピングならいざ知らず、
デイトレという時間軸でトレード頻度を多くしてしまうと、
その分、手法自体の優位性が低くなってしまい、勝率も減少傾向になりますので、
トータルの利益はほとんど変わらないでしょう。

どんな手法を用いても、優位性のある場面、高確率な場面というのは
そうそう頻繁には現れてはきません。

Dealing FXに関しても、
大きな時間足とサポートライン、レジスタンスラインを元に条件を絞り込んでいく
エントリー厳選タイプの手法ですので、
1つの通貨ペアで1日のうちに何度もトレードを繰り返す事はほとんどないでしょう。

稀に、ロンドン時間~NY時間にわたってトレンドがずっと継続していけば、
その都度、押目買いの連続、戻り売りの連続というケースもなくはないですが、
それは相場次第なので、あまり期待し過ぎるのも良くないですね。
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Dealing FXでの1日の平均的なトレード回数は?

過去のDealing FXの記事では、トレードの分析手順を示しましたが、
再掲すると、

  1. 日足、4時間足、1時間足から方向性の確認
  2. 15分足でサポート・レジスタンスラインを引
  3. ライン際の攻防を見極める
  4. 条件が揃ったらエントリー

という手順を踏んでエントリーまで行き着く事になります。

では、この手順を踏まえて、
昨日におけるDealing FXのトレードを具体的に示したいと思います。

1.日足、4時間足、1時間足から方向性の確認

私がDealing FXでチャートを監視する時には、
USDJPY,EURJPY,EURUSD,GBPUSD,AUDUSD
5つの通貨ペアで監視しています。

MT4を使っている人なら分かると思いますが、
MT4にDealing FX用の「チャートの組表示」を作成してあり、
5つの通貨ペア分の1時間足チャートと15分足チャート、合計10画面を
表示できるようにしてあります。

そして、1時間足チャートの方を4時間足チャート、日足チャートにも切り替えて、
マルチタイムフレーム分析を行い、その日の方向性を確認します。

昨日は、Dealing FX的には、
USDJPY,EURJPY,GBPUSD,AUDUSDが売り優勢でショート狙い、
EURUSDは方向感なくトレードには不向きな状況でした。

よって、この時点で、
EURUSDはトレードの優先順位を下げて監視対象から外します。

2.15分足でサポート・レジスタンスラインを引く

残りの4つの通貨ペアに関しては、Dealing FXの手法に基づいて、
15分足チャートにサポートライン、レジスタンスライン、トレンドラインなどを
引いていきます。

この時引いたラインと価格との距離によって
エントリーまで時間的に近いのか、それとも遠いのかが判断できます。

昨日は、Dealing FX的には、
AUDUSDは既に東京時間にサポートラインをブレイクしており、
ロンドン時間にはトレンド後期のようなチャート形状をしていて、
新たなライン形成を待った方が良い展開で、
明確なエントリーシナリオが描けない状況でした。

よって、この時点で、
AUDUSDはトレードの優先順位を下げて監視対象から外します。

3.ライン際の攻防を見極める

残ったUSDJPY,EURUSD,GBPUSDの3つの通貨ペアは、ラインが引けましたが、
必ずしも、そのラインに関わる動きをするとは限りません。

ラインブレイクを待っているのに、ブレイクせずにその日が終わる事もありますし、
ラインからの反転を待っているのに、反転せずにそのままラインを
突き抜けてしまう事もあります。

よって、ライン際の攻防があるのか、その動きを見極めていきます。

昨日は、Dealing FX的には、
3つの通貨ペアともラインに関わる動きをしましたが、
USDJPYに関しては、ブレイク後の動きが明確ではなく、
横ばいとなったので、エントリータイミングがありませんでした。

よって、この時点で、
USDJPYはトレードの優先順位を下げて次の動きを見守る事になります。

4.条件が揃ったらエントリー

残ったEURJPYとGBPUSDについては、エントリーのタイミングを計っていきます。

昨日は、EURJPYはトレンドラインをブレイクして、
順張りでの戻り売りを狙う展開となっていて、
GBPUSDはレジスタンスラインで反転して、
逆張りによるカウンター売りを狙う展開となりました。

EURJPYの15分足チャート
eurjpy15m14121802
GBPUSDの15分足チャート
gbpusd15m14121803
共に赤い矢印がありますが、どちらもショートエントリーで、
最初がエントリー、次が手仕舞いを表しています。

具体的なエントリー条件、手仕舞い条件は伏せておきますが、
EURJPYは最初のエントリーは損切りで、
2回目のエントリーは利確で終わっています。

GBPUSDは1回だけのエントリーで利確で終わっていますね。
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合計3回トレードして、計25PIPSほどの利幅獲得となりました。

本当は、EURJPY,GBPUSD共に、あと1回エントリーチャンスはあったんですが、
時間帯的に遅く、これからエントリーをすると深夜の24時を回りそうだったので、
これでトレードは終わりにしました。

Dealing FXでトレードする時は、毎回いつもこんな感じです。

ロンドン時間からNY時間の深夜24時まで5つの通貨ペアを同時監視して、
上記のようにエントリー条件を絞っていくと、
大体、1日のエントリー回数は、2~3回となるケースが多いですね。

そして、3回エントリーしたら2勝1敗となる事が多く、
たまに、1勝2敗、もしくは3連勝、という感じでしょうか。

これがDealing FXでトレードする時の実践のイメージ、結果のイメージですね。

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