Dealing FXではそのマニュアルに定義されているように
日足、4時間足、1時間足による総合的な判断によって確認できた
トレンド方向にしか仕掛けません。

なので、マルチタイムフレーム的には順張り手法と位置づけされるんですが、
そのエントリーのタイミングの取り方としては、
順張り的にエントリータイミングを計るケース
逆張り的にエントリータイミングを計るケースとの
2つのパターンが提供されています。

これまでDealing FXでチャートを監視してきた経験から判断すると、
私自身が順張り指向という事もあってか、
順張り的なエントリータイミングの方が取りやすく、
また、出現頻度も高い傾向があるように思います。

それに対して、逆張り的なエントリータイミングというのは、
抵抗線からの反転下降だったり、支持線からの反転上昇だったり、
そういったピンポイントのプライスアクションに基づいているので
順張りのタイミングほど出現頻度は高くないと思われます。

どこに支持線や抵抗線を引くのかも経験が要求されるスキルですので、
最初は難しく感じるかもしれませんが、
マニュアル内には数多くのサンプルが掲載されていますので、
それらを参考にしつつ、毎日ラインを引いていけば、
Dealing FX向きのラインが引けるようになり、
逆張り的なエントリーも身につけられるはずです。

昨日は、たまたま逆張り的なエントリータイミングが多数出現しましたので、
どのようにエントリーしたのかを紹介していきます。

Dealing FXでの逆張りタイミングでのトレードを5例

先週のFOMC以降はドル売りが意識されていて、
昨日の月曜日もその流れが継続するのではないかと思いつつ
チャートを見ていましたが、なかなかドル売りにはなりませんでしたね。

それどころか、ロンドンン時間以降は円売りの流れが強まってきた事が
チャートから読み取れましたが、
最近は円売りの流れはそれほど継続的に起きてはおらず、
この動きは本道ではないと感じていたので、
いつかは円買いに転じるではないかと思ってました。

その円買いに転じる動きが、抵抗線付近で起きてくれれば
タイミングがとりやすいんですが。。。

と、そんな事を考えつつロンドン時間以降のチャートを見ていました。

GBPUSDの15分足チャート
gbpusd15m16032201
最初の青色矢印がロングエントリー位置で、次の青色矢印が決済位置です。
(横軸は日本時間表記となっています)

オレンジラインはDealing FXのマニュアルに沿って引いた支持線ですが、
そこを多少割ったものの反転上昇したのを確認してのロングエントリーです。

しかし、ほとんど上昇する事無く、再びオレンジラインを割ってしまい、
そのままストップにかかって損切り終了です。

この時点では
「ドル売りの流れに乗って上昇してくれれば」
と思っていたんですが、ドル買いのままでした。


EURUSDの15分足チャート
eurusd15m16032202
最初の青色矢印がロングエントリー位置で、次の青色矢印が決済位置です。

このオレンジラインはDealing FXのマニュアルに記載された引き方ではなくて、
私がこの日、特に気になっていた支持線でしたので、
あえてこのラインからの反発上昇を狙ってみたんですが、
タイミングがちょっと早過ぎましたね。

同じく、ドル売りのよる反転上昇を期待したんですが、
結果その後の上昇は、ドル売りではなく、ユーロ買いによる上昇となって、
利確指値の位置まで到達してくれました。

このあたりから
「本日、ドル売りの動きが起きないなら、ドルストレートは効率が悪いかも」
と思い始めていました。


GBPJPYの15分足チャート
gbpjpy15m16032203
最初の青色矢印がロングエントリー位置で、次の青色矢印が決済位置です。

オレンジラインはDealing FXのマニュアルに沿って引いた支持線ですが、
そこを割ってからの反転上昇を確認してのロングエントリーです。

Dealing FXの本来の逆張りエントリーは、チャート的な反転上昇の兆候を見ずに、
支持線付近に出現した長い下ヒゲローソク足だけで
ロングエントリーするケースも多いんですが、
ここでは安全策を取って、それなりに上昇してからのロングエントリーとしました。


EURJPYの15分足チャート
eurjpy15m16032204
最初の赤色矢印がショートエントリー位置で、次の赤色矢印が決済位置です。

このくらいの時間帯になると、円売りがかなり進行していましたが、
円売りは本道ではないので、いつかは反転下落すると思っており、
それがちょうどオレンジラインで示した抵抗線からの反転のタイミングと
一致してくれてのショートエントリーです。

ポジション保有後、深夜の24時を回ってしまったので、
Dealing FXのルール通りの利確指値を設定してパソコンを閉じましたが、
上記の位置で決済されました。


USDJPYの15分足チャート
usdjpy15m16032205
最初の赤色矢印がショートエントリー位置で、次の赤色矢印が決済位置です。

こちらも同様ですね。

抵抗線であるオレンジラインをどのあたりに引けば良いのか、
この日はちょっと判断が難しかったですが、
概ね想定通りの位置からの反転下落だったのでショートエントリーです。

やはり、深夜の24時を回ってしまったので、
Dealing FXのルール通りの利確指値を設定してパソコンを閉じましたが、
上記の位置で決済されました。


result16032206

結局この日は5回トレードを行って4勝1敗、合計+47.4PIPSの獲得となりました。

私自身、逆張り的なエントリータイミングはどちらかというと苦手な方で、
どうしても、
支持線からある程度の反発上昇を確認してからロングしたい、
抵抗線からある程度の反転下落を確認してからショートしたい、

と思ってしまうんですよね。

Dealing FX本来の逆張りのエントリータイミングは、
今回の私のトレードと比較すると、もう少し早めになっているので、
そのあたりは意識して直していかないといけないですね。

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