Dealing FXでは、順張りでエントリーするトレードだけではなく、
サポートライン、レジスタンスラインからの反転のタイミングでエントリーする
逆張り手法も提供されています。
そして、逆張りエントリーにおけるラインの引き方は3つあって、
それらのラインからの反転を狙いますので、
逆張り手法としては3種類提供されている事になります。
しかし、トレードというのは、
自分で順張りをやりたいとか、逆張りをやりたいと思ったとしても
チャートがそれに適した形状を描いてくれないと
自分ではどうする事もできないです。
あくまでもチャートの動きに合わせて
手法を使い分けていかなければならないんですね。
私はエントリータイミングにおいても基本的には順張り指向なので、
先週金曜日もDealing FXにおける順張りでエントリーするトレードを
行おうと思っていたのですが、
チャートが順張りエントリーに適した形状をしていなかったので
ロンドン時間以降の監視時間中はずっと見送り様子見の状態でした。
しかし、21:30の米消費者物価指数の発表以降、ドル買い、円買いの流れとなり、
チャートが逆張りポイントのサポートラインに近づいてくるのを確認したので、
急遽、逆張りトレードのシナリオを立て直して待ち伏せする事にしました。
Dealing FXでの逆張りトレード
EURUSD15分足チャート(17日金曜日)
横軸は日本時間表記で、チャート内縦点線の区間が0時~24時となっています。
今回も15分足チャートだけを掲載していますが、
その前段階としてDealing FXにおけるマルチタイムフレーム分析を行い、
上位時間軸がアップトレンドである事を確認しており、
この日のEURUSDは、買い場探しの局面となっていました。
このチャートを見るとロンドン時間に大きく上昇していますので、
本来ならこれに乗れればよかったんですが、
Dealing FX的にはエントリー条件に一致する場面がありませんでしたので、
この上昇トレンドは見送りです。
そして、21:30の米消費者物価指数の発表でドル買いが起こって、一転して急落、
これを確認しての逆張りシナリオでした。
具体的には、最初の青色矢印の位置、その直前に長い下ヒゲ陽線が出ていますが、
それを見てのロングエントリーです。
利確は次の青色矢印で、丁度24時を回ったあたりで指値にかかって決済です。
実際にはチャート上にサポートラインを引いているんですが、
今回はあえて消しておきます。
どのあたりにサポートラインを引くのか想像してみてください。
AUDJPY15分足チャート(同じく17日金曜日)
縦軸の目盛幅は先のチャートと同じで10PIPS程度としていますので、
比較してみると分かりますが、こちらの通貨ペアの方が振幅が小さいですね。
この日はUSD及びEUR主体で動く事が多く、
AUD,JPY主体での動きは少なかったので、
そういった意味では多少値動きが小さい感じもしますが、
値幅的には十分許容範囲です。
やはり、サポートラインは消してありますが、
最初の青色矢印の位置でロングエントリーして、
深夜の24時を回った次の青色矢印で損切り決済となりました。
サポートラインへの引きつけの判断が甘かったかもしれませんが、
結果的には支持されると思っていたラインを割れてしまい、
ストップにかかってしまいました。
結局この日は逆張りトレードを2回行って、合計+12PIPSとなりました。
Dealing FXにおける逆張りトレードは順張りトレードよりも出現率は低いですが、
利幅は逆張りトレードの方がたくさん取れる印象がありますね。
特に最近の相場はボラティリティが大きくなっていますので、
1波動分でもかなりの値幅が期待できるでしょう。
しかしその分、ラインまでの引きつけが甘いと、
ストップまでの距離が広がってしまうので、注意も必要ですね。
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