PLATINUM TURBO FXは1分足用と5分足用のテンプレートが
提供されているのですが、
USDJPYに関してだけは、15分足用と1時間足用のテンプレートも
追加で提供されています。

これによって、スキャルピングだけではなく、
通常のデイトレ、そして、スイングトレードでも
PLATINUM TURBO FXのシグナルを利用できるようになりました。

そして私の過去の記事では、
15分足チャートに適用するテンプレートでのシグナルがどのように出ているのか、
実際にチャートを掲載してその発生状況を示し、
その有効性や利用方法なども解説しました。

そこで今回はその続編として、
1時間足チャートに適用するテンプレートでのシグナルの発生状況
お見せしたいと思います。

しかし、1時間足チャートでのシグナルの発生状況を確認する作業って
結構面倒なんですよね。

これが1分足~15分足くらいの短い時間足なら、
私の普段のトレード監視時間の16時~24時くらいを見ておけば、
それなりの頻度でシグナルが出てくれるので、
どのようなタイミングでシグナルが発生するのか、
おおよその傾向が掴めるのですが、
1時間足チャートでのシグナルとなると、16時~24時までの8時間だけの監視だと、
エントリーしたはいいが、決済まで行ってくれないケースが結構あるんですよね。

また別のケースとして、東京時間にエントリーしてNY時間に決済する、
というパターンなどは確認する事ができなくなってしまいます。

となると、やはりPCを24時間動かせる環境にしておいて、
そこにPLATINUM TURBO FXの1時間足用のテンプレートをセットして、
ずっと起動させた状態にしておかないと、全てのシグナルを確認できませんし、
正しくシグナルを検証する事もできないでしょう。

という事で、普段私がEAの検証のために使っているVPS(仮想専用サーバ)環境に、
PLATINUM TURBO FXの1時間足用のテンプレートをセットして
そのシグナルの発生状況を確認してみる事にしました。
server15061601
(VPSというのはレンタルサーバのサービスの一つで、
 自宅のPCからリモート接続する事で
 24時間稼働し続ける仮想のPCを利用できる環境の事を言います)

ドル円1時間足チャートでのシグナルの発生状況は?

以下は、直近3週間(15営業日分)のUSDJPY1時間足チャートにおける全シグナルです。

緑色上向き矢印がロングエントリー位置、
黄色チェックマークが利確位置、
ピンク色×マークが損切り位置を表しています。

そして、太さの違う3つの赤色移動平均線がありますが、
これらは細い方から、MA20、MA80、MA480となってます。
(一番太いMA480は3つ目のチャートだけに表れています)

5月25日~5月29日
platinumfx15061602

6月1日~6月5日
platinumfx15061603

6月8日~6月12日
platinumfx15061604

これらは3週間動かし続けた結果の正真正銘のシグナルで、
全部で9回シグナルが出ており、8勝1敗という成績となりました。

1敗を喫した場面というのは、
黒田日銀総裁による円安けん制発言によって急激に円高に動いた所なので、
偶然巻き込まれてしまった感じでしょうか。

成績自体はちょっと出来過ぎですが、
日足チャートで見てみると、ちょうどブレイク以降の場面となっており、
全てロングでのシグナルとなっていますね。
usdjpy1d15061605
このようにボラティリティがあり、方向感がハッキリしている時には
シグナルの精度は高くなる傾向にあります。

もう少し細かく分析してみると、
3週間で9回のシグナルですから、1週間では約3回程度のシグナルとなり、
また、1回のシグナルではだいたい24時間以内に決着がつく事が多いですが、
時々、長引いてしまうケースもあるようです。

実際の運用に際しても、エントリーのシグナル発生から決済のシグナル発生までに
このくらいの時間がかかるという心構えで臨んでいくべきでしょう。

もちろん、全てのシグナルに必ず乗らなければいけないというわけでもありません。

上記のシグナル発生状況を見ても、
持合のような場面だとエントリーしづらいと思ってしまうでしょう。

なので、全てのシグナルに乗るのではなくて、
チャートの形状や移動平均線との位置関係から
自分が分かりやすいと思う場面でのシグナルだけに従う

というやり方でも良いでしょう。

そして、1時間足チャートのシグナルなので、
ずっとパソコンに向かっている必要はありません。

基本放ったらかしにして、メールでシグナルを受け取る設定にしておいて、
シグナルを受け取った時だけチャートを確認して、エントリーするかどうか決める、
というスタイルが現実的ですね。

1分足チャートでのシグナルと違って、1分1秒を争うような忙しさは必要ないので、
シグナルメールを受け取ってからチャートを確認するようにしても
十分時間的に対応できます。

あと、寝ている時にシグナルが出た場合ですが、これは無視しても良いでしょう。

わざわざ起きる必要もなく、朝起きた時にシグナルを確認して、
その時のレートの位置がシグナル発生時点からそれほど離れていなければ
その時点で改めてエントリーを検討する、という方針で構わないでしょう。

本当はもう1週分追加して全部で1ヶ月分のデータを提示するつもりだったんですが、
MT4を最新バージョンにする、且つ、VPSを再起動する必要性が出てきてしまい、
そうなると今のシグナルが全て消えてしまうので、
そうなる前に、今回のような記事を書かせてもらいました。

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