PLATINUM TURBO FX 2のユーザーサイトにも書いてありますが、
1分足や5分足のEA(自動売買)は、
放ったらかしでの長期運用はお勧めしません。

なぜなら、その時々の相場状況によって成績にムラが大きく、
安定感に欠けるからです。

実際、バックテストを行っても、ドローダウンの期間が長く、
収益曲線も綺麗な右肩上がりではない事を確認しています。

では、どのような時に1分足や5分足のEA(自動売買)を
稼働させれば良いのかというと、それは、
方向感がハッキリしているトレンド相場の時
です。

PLATINUM TURBO FX 2は順張りのロジックを採用しているので、
当然、レンジ相場の時には成績が悪く、
トレンド相場の時には成績が良くなります。

これはシグナルを利用した裁量トレードでも同じですが、
まずは相場状況を確認し、環境認識を行って
方向感がハッキリしているトレンド相場の時だけ
1分足や5分足のEA(自動売買)を稼働させるようにすれば、
十分にプラス収支が期待できます。

トレンドになっている通貨ペアだけEAを稼働させる

昨日、東京時間開始の9時あたりから
PLATINUM TURBO FX 2での5分足用EAを稼働させようと思い、
主要な通貨ペアのチャートをひとつひとつ確認しましたが、
この日はクロス円が分かりやすい上昇トレンドになっていたので、
クロス円をトレード対象としました。

しかし、東京時間はレンジ相場になるケースも多いので、
9時に確認した時にはトレンドでも
もしもその後、レンジに移行するようなら一旦EAを停止して、
様子見にする事もシナリオに入れています。

なお、
以下のチャートではボリンジャーバンドを表示させていますが、
これはPLATINUM TURBO FX 2のロジックに
ボリンジャーバンドを使っているという意味ではありません。

大きな時間軸の方向性とレートとの位置関係を
視覚的に分かりやすくするために表示しているだけです。


GBPJPYの5分足チャート(左クリックで別窓拡大)
(横軸は+6時間で日本時間)
turbo18101701
チャート内に青色矢印が複数ありますが、
これらはロングのエントリーから決済までを表しています。

つまり、
青色矢印が上向きなら利確、下向きなら損切りとなります。

東京時間9時の時点でトレンドになっていたので、
GBPJPY5分足用EAを稼働させる事にしました。

もしも、レートが移動平均線を割る、もしくは、
高値と安値の切り上げのパターンが崩れるようなら
一旦非稼働にするつもりでしたが、
結局この日は、日本時間の深夜24時までトレンドが続いたので
途中に止めることなく、15時間連続で稼働させました。


EURJPYの5分足チャート
turbo18101702
チャート内に青色矢印が複数ありますが、
これらはロングのエントリーから決済までを表しています。

チャートの波形的にはそれほど綺麗ではなかったですが、
全般、上昇トレンドになっている事が分かります。

途中、ロンドン時間に移動平均線を割り、
前回安値も切り下げてきたので、
一旦、非稼働にしようかとも思いましたが、
他の通貨ペアの動きからそのまま稼働し続ける事にしました。


USDJPYの5分足チャート
turbo18101703
チャート内に青色矢印が複数ありますが、
これらはロングのエントリーから決済までを表しています。

PLATINUM TURBO FX 2では押目でポジションを取るケースが多いですが、
この日も概ね良いタイミングでエントリーされたと言えるでしょう。

ちなみに、表示しているボリンジャーバンドの期間は240で、
これは1時間足におけるボリンジャーバンドの期間20に相当します。

大きな時間足の方向性を見るための簡易的な分析方法です。


result18101704
この日は全部で20回トレードを行って15勝5敗、
合計+78.9PIPSの獲得となりました。

5分足EAは常時稼働させることはお勧めしませんが、
上記のようにトレンドになっている通貨ペアだけに
スポット稼働させるようにすれば十分に利益を上げる事ができます。

今回は日本時間9時~24時まで連続稼働させましたが、
これならVPSを用意する必要もなく、
ローカルPCだけでEA稼働できますね。

実際、上記のトレードはローカルPCで稼働させた結果です。

参考までに、この日のEURUSDの5分足チャートを見てみます。
turbo18101705
明らかにトレンドではないですね。

このような通貨ペアではEAを稼働させないようにしましょう。

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