先週は私はお盆休みをいただいて帰省しており、
常時チャートを監視できる状況ではなかったですが、
せっかくなので、こういう状況に適した、執行時間軸を4時間足にして
グランドセオリーFXでのスイングトレードを試してみました。

執行時間軸を4時間足にしているので、
基本的にニュースやチャートを確認するのは4時間毎で
注目ポイントに差し掛かった時だけ、
アラームを設定していつでもチャートを確認できる状況にある、
というスタイルです。

そして、就寝中はストップを設定し放置しており、
おそらく4時間足をメインにしたトレードを行う時には、
こうした方法が一般的なトレードスタイルになると思われます。

そしてグランドセオリーFXでは、
スイングトレードでも基本的なトレード分析方法は同じです。

執行時間軸を4時間足や日足にしても、何かが変わるというわけではないですが、
必然的にひとつひとつのローソク足の生成時間が長くなるので、
エントリー条件の一致まで待てるかどうかが重要になってきます。

普段、デイトレやスキャルピングというスタイルに慣れていると、
エントリーチャンスの少なさに焦ってきて、
条件が曖昧で微妙なところでエントリーしてしまうケースもあるので、
そのあたりは注意が必要となります。

先週1週間分、執行時間軸を4時間足にしてスイングトレードしてみました

以下に掲載しているのは、全て4時間足で直近2週間分のチャートです。

縦軸の目盛幅は、約30PIPSに統一しているので、
ボラティリティの比較もできるでしょう。

EURGBP4時間足チャート
eurgbp4h16082101
最初の横向き青色矢印でロングエントリーし、次の横向き青色矢印で決済です。

8月に入ってからは一方的な上昇トレンドになっていて、
ロングしか狙えない状況となっていましたが、
オレンジラインが注目ポイントです。

このオレンジラインは7月に付けた高値から引いており、
ここで上昇トレンドが止まる可能性もあったんですが、
週初はブレイクした状態でスタートしています。

既に上昇トレンド後半という認識でいましたが、
オレンジライン上でサポートされて、N字のローソク足パターンが出現したので、
今から仕掛けるのは遅いかもしれないとも思いながらのロングエントリーです。

エントリー後はある程度含み益が増えてくれましたが、
ボリンジャーバンドが僅かに内向きに変化して、
+1σを割れてきたあたりで欲張らずに決済しました。

ポジションを閉じた後は、
多少下向きにバイアスのかかったレンジ的な動きに変化していますので、
結果的には決済位置は適切だったようです。


GBPUSD4時間足チャート
gbpusd4h16082102
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーし、次の横向き赤色矢印で決済です。

この通貨ペアはGBP売りが継続して、長い間下降トレンドとなっていて
ショートしか狙えない状況となっていました。

そんな中で、EMA13タッチによるトレンドCBMロジック
発生してのショートエントリーです。

目標は7月の安値である直下のオレンジラインでしたが、
さすがにそこまでは下げなかったですね。

途中からドル売りによる上昇トレンドに転じてしまい、
ストップにかかって損切り終了となりました。

ストップ幅は約-44PIPSなので、
4時間足レベルのスイングトレードなら十分に許容範囲内でしょうか。


EURJPY4時間足チャート
eurjpy4h16082103
この通貨ペアでは合計3回エントリーしていますが、先と同じく、
横向き青色矢印でロングエントリーと決済、
横向き赤色矢印でショートエントリーと決済を表しています。

見てのとおり、上下に引いたオレンジラインで挟まれた
レンジ相場でしたので、ここではレンジCBMロジックを適用します。

なので、この通貨ペアに関しては、私が特典として提供している
グランドセオリーFX ローソク足パターン通知インジケーター
でも、上向き青色矢印下向き赤色矢印といった
レンジCBMロジック用の逆張りサインも出しています。

つまり、ロングエントリーは、上向き青色矢印を確認してから、
ショートエントリーは、下向き赤色矢印を確認してからとなっています。

あまり粘らずに、MA21付近で決済しており、全て利確で終わっています。


EURUSD4時間足チャート
eurusd4h16082104
最初の横向き青色矢印でロングエントリーし、次の横向き青色矢印で決済です。

オレンジラインは8月に入ってからの高値ですが、
ここをブレイクしたのを確認して買い目線となり
ロングのタイミングを計る事になります。

しかし、ブレイク直後に長い上ヒゲ陰線が出現しているのが分かると思いますが、
これで判断に迷いましたね

上値が重たく、ブレイクがダマシとなる可能性も否定できない状況に、
そのまま見送りも検討しましたが、
週半ばに、オレンジラインでサポートされて上向き薄青色矢印が出現したので、
ロット数を落としての試しロングエントリーを行いました。

結果的には、その後も+1σに沿っての上昇トレンドになってくれましたが、
週末にボリンジャーバンドが縮小し、+1σ割れを確認して決済しています。


結局この日は6回トレードを行って5勝1敗、合計+99.2PIPSの獲得となりました。
result16082105

本来、4時間足メインのトレードとなれば、
100PIPS以上取れてもおかしくないんですが、
この週は、トレンドの初動を狙う事ができなくて、
トレンドの後半から、もしくは、レンジ相場を相手にする場面ばかりでしたので、
それほど利大追求ができませんでしたね。

また、今回は1週間監視で合計6回トレードを行いましたが、
4時間足を執行時間軸にした場合は、
おそらくこのくらいのトレード頻度になると思います。

あなた、、、本気なんですね。
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