プライスアクションFXトレードマニュアルでは
頻繁にトレードを繰り返すような事はせず、
エントリー厳選タイプの手法となっています。
日足、4時間足、1時間足、15分足と順番に各時間軸を分析して、
優位性のある、期待値の高い場面だけに絞ってエントリーするので、
その日、各時間軸の方向性がバラバラだった場合は、
ノーエントリーで終わる通貨ペアも当然あります。
また、仮に各時間軸の方向性が揃っていたとしても、
リスクリワード比が1以下になる場面では
エントリーを控えるのが基本原則です。
つまり、損切り位置と利確目標位置との距離を測って、
損切り位置が遠くなってしまう損大利小のチャート形状の時には
エントリーを見送るケースもあります。
要するに、プライスアクションFXトレードマニュアルとは、
マルチタイムフレーム分析によるトレンド継続性の観点から勝率の向上を目指し、
損小利大のポイントに絞り込む事で高いリスクリワード比を維持する手法
とも言えるでしょう。
しかし、あまり厳密に分析し過ぎると、
エントリーチャンスが少なくなってしまうので、
多少は融通を利かす必要がありますが、
私の場合は、5~6通貨ペアを同時に監視して、
1日2~3回のエントリーを目指すという感じでしょうか。
15分足を執行時間軸にしたエントリー厳選タイプの手法としては、
平均的なトレード回数だと思います。
祝日明けのレンジブレイクをトレード
今週の月曜日は、米が祝日だった影響で動意薄となり、
全般的にレンジ的な動きとなりましたが、
翌日の火曜日には、そのレンジをブレイクしてトレンドになってくれました。
そのあたりのトレードを紹介します。
(以下では15分足チャートだけを掲載していますが、
その前にマルチタイムフレーム分析を行っており、
大きな時間軸の方向性や高値安値の節目などは把握済みです)
EURJPYの15分足チャート
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーし、
次の横向き赤色矢印で決済です。
20日(月)は米が祝日だった影響もあってか、
明確な動きをする通貨ペアが少なかったですが、
唯一、EURJPYは分かりやすいプライスアクションが見られました。
チャート図の水平のオレンジラインは
4時間足レベルでのサポレジ転換ラインですが、
ここでの跳ね返りを確認してのショートエントリーです。
このエントリーポイントは、マニュアル的には
・エントリー可能(N波動確定前)⑤
もしくは、
・例外エントリー①
になりますので、購入済みの方は確認してみてください。
で、エントリー後はストップとリミットを設定してそのまま放置、
結局、丸一日以上経ってから、ようやくリミットにヒットしてくれました。
EURUSDの15分足チャート
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーし、
次の横向き赤色矢印で決済です。
20日(月)のレンジ相場が翌日にも続いていましたが、
東京時間になってようやく下方向へブレイクしてくれました。
プライスアクションFXトレードマニュアルのルール上は、
ブレイク後に即エントリーする事はほとんどなく、
一旦プルバックを待つのがセオリーなんですが、
このチャートでは明確なプルバックは起きなかったですね。
本当はブレイクした後に再び元のサポートライン付近まで
戻ってくれたら分かりやすかったんですが、そこまで戻りきらず、
上ヒゲ陰線のローソク足が出現したタイミングでショートエントリーです。
このエントリーポイントは、マニュアル的には
・エントリーポイント③
になりますので、購入済みの方は確認してみてください。
エントリー後しばらくは横ばいとなったものの、
ロンドン時間以降に下落が再開し、
ルールどおりの利確位置で決済して終了です。
GBPUSDの15分足チャート
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーし、
次の横向き赤色矢印で決済です。
この通貨ペアもレンジ的な動きをしていましたが、
東京時間に下方向へブレイクしました。
そこでプルバックを待っていたんですが、
こちらは大きめのプルバックとなり、
ブレイクしたオレンジラインを一瞬上抜ける動きとなっています。
しかし、この程度のオーバシュートは許容範囲内であり、
再びオレンジラインを下方向へ抜けた事を確認してのショートエントリーです。
このエントリーポイントも、マニュアル的には
・エントリーポイント③
になりますので、購入済みの方は確認してみてください。
エントリー後はリスクリワード比>1となるような損小利大のポイントに
リミットを設定してそのまま放置、約4時間後に決済できました。
今回は3回トレードを行って3勝0敗、
合計+128.3PIPSの獲得となりました。
マルチタイムフレームでトレンドを確認し、
その方向へ損小利大で臨んでいけば、
おのずと期待値>1のトレーディングになると思うのですが、
いかがでしょうか。
プライスアクションFXトレードマニュアルは
“15分足を執行時間軸にしている損小利大の裁量手法“という事で、
私のトレーディングとの一致点も多く、個人的には取り組み易い商材ですね。
環境認識の重要性に気づいているなら
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