ポジションを利確する方法としては、大まかに分けると、

  • インジケーターに基づく方法
  • プライスアクションに基づく方法

この2つに分ける事ができるでしょう。

インジケーターに基づく方法とは、
チャート上に表示される移動平均線などのラインを
レートが割ったり越えたり、もしくは、
サブウィンドウに表示されるRSIなどのラインの傾き具合だったり、
その値を理由に利確するやり方です。

それに対して、
プライスアクションに基づく方法とは、
直近の高値、安値やサポートライン、レジスタンスライン、
更にはトレンドラインなどに注目して、
そこへレートが到着したことを理由に利確するやり方です。

ドラゴンストラテジーFXに関しては、
ドラゴンバンドと呼ばれる独自インジケーターを利用して利確しますので、
インジケーターに基づく方法に属すると言えます。

もちろん、ドラゴンストラテジーFXのトレードルールの構成上、
その利確方法で問題はないんですが、
昨日は、トレード監視時間が短かった事と、
他作業が忙しくてチャートを見続ける事ができなかったので、
プライスアクションに基づく方法で指値利確してみました。

直近の高値、安値までをトレード

昨日は、NY時間の22時以降に
ドラゴンストラテジーFXでトレードしてみました。

一応、2時間のトレード監視の予定でしたが、
ドラゴンストラテジーFXは5分足を執行時間軸にしていますので、
2時間だけでも十分にトレード機会はあるという判断です。

AUDJPYの5分足チャート
audjpy5m17040701
横向き赤色矢印が2つありますが、
最初がショートエントリーの位置で、次が決済位置を表しています。

そして、水平のオレンジラインに注目です。

このラインはどこから引いているのかというと、
ロンドン時間初動の15時台に付けた高値から引いています。

プライスアクションの観点では、
抜けた前回高値は今回のサポートに切り替わる可能性がある
ので、このオレンジラインで一旦反発する事を想定して、
その手前に利確指値をセットしたわけです。

結果的には、事前想定どおりのレートの動きとなり、
オレンジラインで反発してきましたね。

元々のドラゴンストラテジーFXの利確ルールだと、
ドラゴンバンドの中にレートが戻った事を確認してから利確するので、
そのルールよりも利幅が取れたことになります。


USDCHFの5分足チャート
usdchf5m17040702
横向き赤色矢印が2つありますが、
最初がショートエントリーの位置で、次が決済位置を表しています。

オレンジラインは直前の安値付近から引いており、
ここがサポートとして機能する事を想定して、
その少し手前に利確指値をセットしたんですが、
そこまで下げなかったですね。

徐々に上向きが優勢となり、
そのまま逆指値のストップにヒットして、
このトレードは損切りとなりました。


GBPCADの5分足チャート
gbpcad5m17040703
横向き赤色矢印が2つありますが、
最初がショートエントリーの位置で、次が決済位置を表しています。

当初、監視時間は2時間の予定だったんですが、
エントリーポイントを絞り過ぎたので、
あともう1回だけトレードしてみました。

このチャートではオレンジライン
サポートラインとして機能している事が分かりますね。

よって、そのラインの手前付近に利確指値をセットして、
(もちろん、ストップもセットして)
あとはそのまま放置してパソコンを閉じました。

翌日、チャートを確認してみると、
深夜25時台に利確できていたようです。


result17040704
結局この日は3回トレードを行い、合計で+25.8PIPSの獲得となりました。

インジケーターに基づく利確方法と
プライスアクションに基づく利確方法、
どちらも一長一短がありますので、優劣はつけがたいです。

しかし、生活スタイルの関係上、
チャートを監視し続ける事ができない or
利大を追求する事ができない場合には、
今回のような直前の高値、安値、及び、
サポートライン、レジスタンスラインで利確する方法も一考でしょう。

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