グランドセオリーFXで提供されているロジックは、
特定の時間軸や通貨ペアに依存せずに利用する事ができます。

時間軸ごとに細かいテクニカルな部分での
効きやすい、効きにくいノウハウはありますが、
基本的には、5分足から日足まで、どの時間軸でも利用できますし、
また、メジャーであれば、どんな通貨ペアにでも利用できます。

そこで、ひとつの考え方として、
自分にとって分かりやすいチャートパターンをしている or
グランドセオリーFX的に分かりやすいチャートパターンをしている
通貨ペアと時間軸の組み合わせをその都度見つけてトレードする

という戦略は一考の価値ありです。

具体的には、MT4上に、
USDJPY,EURJPY,EURUSD,GBPJPY,GBPUSD,EURGBPの6つの通貨ペアを
同時に並べて表示しておいて、各通貨ペア毎に、
30分足、1時間足、4時間足と次々に切り替えていきます。

そして、その中で、
自分にとって分かりやすいチャートパターン or
グランドセオリーFX的にエントリーが近い状態のチャートパターン
の時間軸を見つけ出して、
その時間軸を相手にトレードするわけです。

つまり、
6つの通貨ペア×3つの時間軸=18個の組み合わせ
の中から理想的な、分かりやすいトレード対象を随時選択していけば
効率よくトレードできるようになります。

トレード監視時間が短い人には使えない戦略かもしれませんが、
例えば、仕事から帰って5時間程度トレードできるならば、
5分足、15分足、30分足と次々に時間軸を切り替えていって、
自分にとって分かりやすいチャートパターンになっている組み合わせだけを
選択してトレードする事は可能ですね。

分かりやすいチャートパターンだけを相手にする

以下では、水曜日から木曜日の2日間、
上記の戦略を元にトレードしてみました。

特定の時間軸だけでトレードしようとすると、
難しそうな、分かりづらいチャートパターンしか存在しないケースもあります。

そんな時は、30分足、1時間足、4時間足と次々に切り替えて、
分かりやすいチャートパターンだけでトレードしてみましょう。

(以下のチャート内に表示されている上向き青色矢印下向き赤色矢印は、
 私が特典として提供している
 「グランドセオリーFX ローソク足パターン通知インジケーター
 によるサインなので、グランドセオリーFXの本体には付いていません)


EURJPYの4時間足チャート
eurjpy4h17042101
最初の横向き青色矢印のところでロングエントリーして、
次の2つの横向き青色矢印で2分割での決済としてします。

下降トレンドから分かりやすくトレンド転換していますが、
これは「トレンドCBMロジック」でいうところの、
中間」でのトレードに相当します。

オレンジラインはレジスタンスとなる可能性が高かったので、
その手前でポジションの一部を利確しています。

そして、残りのポジションは、
上ヒゲ陽線のローソク足が出現したのを確認して決済としました。


GBPUSDの30分足チャート
gbpusd30m17042102
最初の横向き赤色矢印のところでショートエントリーして、
次の横向き赤色矢印で決済しています。

この日の前日までのポンドの材料としては、
英メイ首相による総選挙実施発言があり、
その影響で急激なポンド買いとなっていました。

しかしこの日は、
見ての通り、分かりいやすいレンジ相場でしたね。

個人的には、前日のポンド買いが急激だったので、
レンジ相場を経過した後は、
一旦は調整でポンド売りになるのではないかと思っていて、
売り目線となっていました。

そして、オレンジラインがレジスタンスとなっていて、
丁度その位置で「レンジCBMロジック」での売りの矢印が出現したので、
ショートエントリーです。

レンジトレーディングなのであまり無理はせずに、
レンジの下限のほどほどの位置で利確しています。


EURUSDの30分足チャート
eurusd30m17042103
横向き矢印が5つありますが、
最初の横向き青色矢印のところでロングエントリーして、
次の2つの横向き青色矢印で2分割での決済としてします。

更に、
4つ目の横向き青色矢印でロングエントリーして、
5つ目の横向き青色矢印で一括決済しています。

エントリー前は狭いレンジ相場 or ジリ安相場でしたが、
オレンジラインで示した右肩下がりのトレンドラインを
上にブレイクしてからはハッキリと上目線です。

どちらも「トレンドCBMロジック」における
中間」でのトレーディングですが、
1つ目はブレイク初動、2つ目は押目買い、
のようなパターンになっていますね。


GBPJPYの1時間足チャート
gbjpy1h17042104
最初の横向き赤色矢印のところでショートエントリーして、
次の2つの横向き赤色矢印で2分割での決済としてします。

オレンジラインがレジスタンスとして機能している事を確認して、
レンジの上限からショートを仕掛けましたが、
それほど下げなかったですね。

ボリンジャーバンドの中心線にも到達せずに、
反転上昇の兆候が見えてきたので、仕方なく
レンジCBMロジック」における「逃げトレード」を行い、
小幅利確で手仕舞いとしました。

その後のレートの動きを見ると、
「逃げ」の判断は正しかったようです。


結局今回は5回トレードを行って5勝0敗、
分割決済もあるので平均をとると、合計+178.3PIPSの獲得となりました。
result17042105

分割決済は、グランドセオリーFXでも触れられていますが、
マインドの影響を少なくするための有効なテクニックでしょう。

今回は2日間だけでしたが、これだけの成績を残せれば十分ですね。

上記のチャート群を見てお分かりになると思いますが、
分かりやすいチャートパターンだけを相手にしています。

難しいチャートパターンを相手にすると、
無理矢理エントリーしてしまう危険性もありますので、
今回のように、
複数時間軸から分かりやすいチャートパターンだけに絞り込む
戦略も検討してみてはいかがでしょうか。

あなた、、、本気なんですね。
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