PLATINUM TURBO FX 2とFX Realizeは、
どちらもBELLSTONE社から販売されているということもあり、
商材の方向性やコンセプトは似ている傾向にあります。
読者様からも
「どちらがお勧めか?」
「どちらが自分に合っているのか?」
等の質問が寄せられてきます。
そこで、この2つの商材の類似点と相違点について
一旦まとめてシェアおきます。
まず、類似点としては、
- エントリー、利益確定、ストップが全てシグナル表示される
- 条件に関するロジックは完全公開
- シグナルだけでなく、トレードスキル向上の為のノウハウも提供
- シグナルをそのまま自動売買化したEAも提供
などを挙げることができます。
ロジックが公開されたシグナルに沿って売買を行うと共に、
それだけにとどまらず、
シグナル売買の期待値をさらに上げるような
裁量トレードのノウハウも提供し、
トレーダーのスキル向上のための継続学習を勧めています。
では、相違点は何かというと、
細かい部分も含めて以下の5つの側面から見ていくことにします。
- 対応している時間軸の比較
- エントリータイミングの比較
- ポジション保有時間の比較
- ロジックの優位性の比較
- 難易度の比較
これらを順番に解説していきます。
対応している時間軸の比較
対応している通貨ペア+時間軸の組合わせを
それぞれの商材毎にまとめると以下のようになります。
PLATINUM TURBO FX 2
1分足 | 5分足 | 15分足 | 1時間足 | |
USDJPY | ○ | ○ | ○ | ○ |
EURJPY | ○ | ○ | × | ● |
EURUSD | ○ | ○ | × | ● |
GBPJPY | ○ | ○ | × | ● | GBPUSD | ○ | ○ | × | ● |
FX Realize
5分足 | 15分足 | 1時間足 | 4時間足 | |
USDJPY | ○ | ○ | ○ | ● |
EURJPY | ○ | ○ | ○ | ● |
EURUSD | ○ | ○ | ○ | ● |
GBPJPY | ○ | ○ | ○ | ● | GBPUSD | ○ | ○ | ○ | ● |
(●は私が提供している独自特典により
対応可となった通貨ペア+時間軸の組合わせです)
こうして比較してみると、
PLATINUM TURBO FX 2はスキャルピング~デイトレ系で、
FX Realizeはデイトレ~スイング系になります。
どうしても1分足を執行時間軸にしたいなら、
PLATINUM TURBO FX 2を選択せざるを得ないですし、
どうしても15分足を執行時間軸にしたいなら、
FX Realizeを選択せざるを得ないです。
5分足や1時間足を執行時間軸にしたいなら
どちらの商材でも構わないです。
4時間足を執行時間軸にするならFX Realizeになりますが、
そもそもスイングトレードをメインにしたい方は、
これらの商材は選ばないでしょうね。
エントリータイミングの比較
PLATINUM TURBO FX 2は順張りでのエントリーで、
FX Realizeは逆張りでのエントリーになります。
どちらも大きな時間軸の流れに沿って仕掛ける
トレンドフォロー系の手法であることに変わりはないですが、
エントリーのタイミングが異なっています。
例えばロングの場合、
PLATINUM TURBO FX 2では一旦調整で下がって、
そこからある程度反発してからエントリーするイメージ。
それに対して、
FX Realizeでは今まさに調整で下がっている最中に、
反発を待たずにエントリーするイメージです。
どちらも押目買いの部類に属しますが、
トレンド方向への復帰を待つのか、それとも、
トレンド方向への復帰を待たないのか、
の違いがあります。
また、
PLATINUM TURBO FX 2ではローソク足の確定を待って、
一つ前のローソク足でエントリー条件の判定を行う。
それに対して、
FX Realizeではローソク足の確定を待たずに、
最新のローソク足でエントリー条件の判定を行う、
という違いもあります。
つまり、5分足を執行時間軸にしている場合、
PLATINUM TURBO FX 2では5分毎にエントリー判断を行うのに対して、
FX Realizeではリアルタイムでエントリー判断を行っています。
ポジション保有時間の比較
その時の相場状況にもよりますが、
私が双方のシグナル発生を見てきた経験から判断すると、
PLATINUM TURBO FX 2では利大を目指しているイメージ、
FX Realizeではコツコツ利確しているイメージです。
あくまでも相対的な比較ですが、
PLATINUM TURBO FX 2の方がポジション保有時間が長い傾向にあります。
ロジックの優位性の比較
どちらの商材のロジックが優れているのか、
つまり、期待値が高いかについては
「正確な検証作業をしていないので分からない」
というのが本音です。
もしやろうとしたら、それぞれの商材で、
考えられる全ての通貨ペア+時間軸の組合せで
バックテストを行い、比較検証する必要がありますが、
申し訳ないのですが、そこまでの時間はとれません。
なので、
両方のシグナルを見てきた私の経験則になってしまいますが、
比較的ボラティリティが高い時はPLATINUM TURBO FX 2が優位、
比較的ボラティリティが低い時はFX Realizeが優位、
という印象を持っています。
先の、利大なのか、コツコツ利確なのか、にも関連しますが、
高ボラティリティ相場ではトレンドも長くなる傾向にあるので、
その分、利大を目指した方が有利であり、
PLATINUM TURBO FX 2の方が期待値が高くなる。
また、
低ボラティリティ相場ではトレンドは短く、
レンジ的な動きも多くなるので、
その分、コツコツ利確し、多少の含み損になっても
追加のポジショニングによって回復できるFX Realizeの方が
期待値が高くなる、と思っています。
つまり、今年に入って以降の低ボラティリティ相場では、
FX Realizeの方が有利かなぁ~、
で、
去年までの通常のボラティリティに戻ってくれれば、
PLATINUM TURBO FX 2の方が有利かなぁ~、
という見解です。
といっても、
それほど気にするほどの大きな差は無いでしょう。
難易度の比較
商材としての難易度、ロジックの難易度としては、
PLATINUM TURBO FX 2の方が難しいです。
なぜなら、
PLATINUM TURBO FX 2とFX Realizeを比較すると、
PLATINUM TURBO FX 2の方がマイナーなインジケーターを採用し、
パラメーター数が多く、ロジックの構成も複雑だからです。
FX Realizeのロジックは暗記しようと思えばできるでしょうが、
PLATINUM TURBO FX 2のロジックはなかなか暗記できないでしょう。
以上、
PLATINUM TURBO FX 2とFX Realizeの類似点、相違点について
まとめてみました。
この2つの商材のうち、どちらにしようか迷っている方は
今回の記事を参考にしてください。