他人の能力を気にし過ぎる人がいます。
過去の私もそうでしたが、
学校での友達、会社での同僚、テレビに出ている有名人など、
自分と比較して、どれだけ頭が良いか or 悪いか
自分と比較して、どれだけ体力があるか or 無いか
自分と比較して、どれだけ社交性があるか or 無いか
自分と比較して、どれだけルックスが良いか or 悪いか
等々。。。
人間にはそれぞれ個性があり、
様々な分野で様々なスキルを持ちあわせていますが、
それらを他人と比較したがります。
「こんなに勉強しているのにどうしてアイツには勝てないんだ?」
「アイツより俺の方がサッカーはうまいぜ!」
「どうしてアイツは誰とでもフランクに話せるんだ?」
「アイツよりは俺の方が格好いいぜ!」
ある時は自分よりも優れた能力の人と比較して落ち込み、
ある時は自分よりも劣った能力の人と比較して安心する。
自分自身の能力は何も変わっていないのに、
相手との相対的な関係性で気分が変わることに、
何の意味があるんでしょうか?
ノーベル賞を取れるくらいの頭脳の持ち主、
オリンピックで金メダルを取れるほどの体力の持ち主ならまだしも、
私やあなたのどんな能力も
それを超えてくるだけの能力の持ち主は
この世の中には何千人、何万人と居るはずです。
同じく、
私やあなたのどんな能力も
それを超えることができない能力の持ち主は
この世の中には何千人、何万人と居るはずです。
なので、他人と自分を比較して、
勝った負けたで一喜一憂することは実にくだらないことですね。
当たり前のことですから。
それに、他人と比較して劣等感や優越感を持っても、
それで自己成長することはできません。
自分のレベルは常に一定で、
比較対象が自分より高いレベルだと劣等感、
比較対象が自分より低いレベルだと優越感。
自分以外の誰かを基準にして心が揺れ動いても
幸せにはなれませんし、そもそも時間の無駄です。
ではどうすればよいのかというと、
“過去の自分と比較する”
ことです。
1ヶ月前の自分と比較する、1年前の自分と比較する、
3年前の自分と比較するんです。
比較対象はあくまでも過去の自分自身であり
過去の自分と比較してどれだけ成長できたかどうかが重要です。
「過去の自分よりも学力が上がった」
「過去の自分よりもサッカーがうまくなった」
「過去の自分よりも人付き合いが良くなった」
「過去の自分よりも格好良くなった」
成長のスピードは人それぞれですが、
過去の自分よりも成長していれば合格で
成長すべき課題に時間を使うべきです。
他人のトレード結果は関係ない
FX系のブログだと、
「今日は10万円の利益になりました」
「勝率9割以上です!」
「含み益増大中です」
のような文章を見かけます。
本当かどうかは分かりませんが。。。
そして、他人と比較することが癖になっている人は
こうした文章を見ると劣等感を抱いてしまうかもしれません。
「これと比較すると自分は全然ダメだ。。。」
しかし、、、
自分よりも優れたトレーダーと比較して落ち込むことに
何の意味があるんでしょうか?
あなたのトレードスキルを超えてくるだけのトレーダーは
この世の中には何千人、何万人と居るはずです。
なので、他人と自分を比較して、
自分が劣っていることに落ち込むのは実にくだらないことですね。
当たり前のことですから。
それに、他人と比較して劣等感を持っても、
それで自己成長することはできません。
ではどうすればよいのかというと、、、
もうお分かりですね。
“過去の自分と比較する”
これです。
比べるべきは過去の自分です。
過去の自分と比較して成長しているかどうかです。
過去の自分よりも環境認識の精度が上がっていますか?
過去の自分よりもマインドが振れていませんか?
過去の自分よりもルールに忠実にトレードしていますか?
過去の自分よりも真摯にトレードに向き合っていますか?
成長のスピードは人それぞれですが、
過去の自分よりも成長していれば合格で
今後も成長すべき課題に時間を使うべきです。
自己成長していれば、それ自体に喜びを感じ、
充実感を持てるようになります。
そうなれば、他人のトレード結果なんてどうでもよくなりますよ。