「岡安盛男のFX極」では、1時間足のチャート形状と、
前日の流れ(高値引け、安値引け、行って来い)から
その日の仕掛ける方向を決めます。
基本的には1時間足のトレンド方向へ仕掛けるのですが、
トレンドの後半だと判断できる時には
逆向きに仕掛けるケースもあります。
具体的なルールは書けないですが、
おおよそ以下のパターンになるでしょう。
- 上昇トレンド中なら一時的な調整の下げを狙って指値買い
- 下降トレンド中なら一時的な調整の上げを狙って指値売り
- 下降トレンド後、安値が切り上がってきたら指値買い
- 上昇トレンド後、高値が切り下げってきたら指値売り
今のチャート形状がこれらのうちのどのパターンになるのか、
環境認識で判断して、その日の仕掛ける方向を決めます。
もちろん、これら4つのパターンに当てはまらない、
不明瞭なチャートをしている通貨ペアは、
その日のトレード対象外です。
「岡安盛男のFX極」はどの通貨ペアでも利用できますし、
相場は毎日やってきますので、分かりやすいチャートだけを選び、
無理矢理トレードすることのないように気を付けましょう。
暴落後の戻り売り狙いで
昨日に「岡安盛男のFX極」でトレードしてみました。
この手法は午前中に予約注文するだけなので、
10時頃にチャートをチェックしてみたのですが、
なんと!暴落の真っ最中。
ご存じの通り、新型コロナウィルスの影響ですね。
この動きを見て、
ちょっといつもと違うイレギュラーな相場展開だと感じ、
「岡安盛男のFX極」のような正攻法な手法は通じないかもと思い、
とりあえず予約注文は出さずに様子見にしました。
そして、お昼頃に再度チャートをチェックしてみると、
暴落は収まり、戻りを試している状況に。
そこで、改めて「岡安盛男のFX極」における環境認識を行い、
ドル円は戻り売り指値、ユーロ円も戻り売り指値、
ユーロドルは押目買い指値の予約注文をして
この日の作業は終わりにしました。
そして、
「岡安盛男のFX極」は朝だけのチャートチェックで済む手法で、
それ以外の時間帯は基本的にチャートを見る必要はなく、
特に何もすることはないのですが、
この日に限っては、新型コロナウィルスの影響で、
チャートが予期せぬ動きをする危険性も考慮して、
日本時間の24時頃に確認のために再度チャートチェックをしました。
その時点のチャートが以下です。
USDJPYの5分足チャート
最初の横向き赤色矢印で売りの指値にヒットし、
次の横向き赤色矢印で利確指値にヒットしてトレード終了、
いわゆるIFO注文です。
ここでは5分足チャートしか載せませんが、
その前に1時間足で環境認識を済ませています。
暴落後の戻りを試している状況の最中、
どこの位置で売りの指値をセットして待ち構えるのかが重要です。
低い位置だと踏み上げにあいますし、
高い位置だと指値にヒットしません。
では、どのレベルで売り指値をすれば良いのかというと、
今回はフィボナッチリトレースメントを使ってみました。
週明けの寄付き後の高値を起点にして、
暴落後の安値との間の50%戻しを目安にして
そこへ売り指値をセットしました。
後から確認したら、
なかなかベストなポジショニングでしたね。
含み損の期間が短くて済んでいます。
結局この日、指値にヒットしたのは1つだけで1勝0敗、
+75.9PIPSの獲得となりました。
他にもEURJPYとEURUSDで指値をして待ち構えたのですが、
これら2つの通貨ペアはどちらも指値に届きませんでした。
参考までに、指値位置はどこかというと、、、
EURJPYの5分足チャート
フィボナッチリトレースメントの50%ちょっと下あたりに
売り指値(sell limit)していますが、
その後の経過を見て分かるとおり、
そのレベルまで戻っていません。
仕方なく、日本時間24時にこのIFO注文を取り消しました。
EURUSDの5分足チャート
こちらは寄付きギャップアップの少し上あたりに
買い指値(buy limit)していますが、
同じくこのレベルにまで下がっていません。
仕方なく、日本時間24時にこのIFO注文も取り消しました。
「岡安盛男のFX極」では中途半端な位置で指値をしないようにと
動画で解説されています。
となると、
今回のような “約定ならず” というケースも普通に起きます。
なるべく引き付けて、
有利な位置でポジションを持つように心がけましょう。
できるだけチャートを見ないでデイトレしたいなら
→岡安盛男のFX極 詳細レビューへ