FX初心者の方へ向けて、
ルール作りの為の、これだけは抑えておきたいポイント、
今回はその3です。

  1. まずは順張りだけを考えましょう
  2. 用いるメインの時間足は、15分足~1時間足にしましょう
  3. その日寝る前までにポジションを閉じるデイトレにしましょう
  4. マルチタイムフレームを意識しましょう

この中の3番を説明します。

3.その日寝る前までにポジションを閉じるデイトレにしましょう

トレードの期間によるスタイルの種類としては、
スキャルピング、デイトレード、スウィングトレード、ポジショントレード
というように分けることができます。

このうちFX初心者は、デイトレードのみに徹した方がいいです。

スウィングトレードや、ポジショントレードなどの
より大きな期間から始めても良いのですが、
結果が出るまで、そして取引データが貯まるまでに時間がかかるのが難点です。

その為、自分の取引の検証作業などがなかなか進まないので、
勉強のスピードが遅くなってしまいます。

逆にスキャルピングは、手法のみならず、瞬時の判断力、メンタル力も要求されます。
ポジポジ病の人にはいいかもしれませんが、そうした病状を増幅するような手法は、
FX初心者のうちは、避けた方がいいでしょう。

となると、
デイトレードで1日2回もしくは3回ほどのトレードにとどめて、
コツコツとデータを貯めていき、自分の手法を少しずつ確立していくやり方が
一番効率がよいと思います。

デイトレードといっても、もし寝る前のポジションが大幅利益だった場合、
無理にクローズする必要はありません。
場合によっては、逆指値でストップを設定しておいて、
就寝するというのも有りです。

翌日に持ち越すときには、必ずストップを設定する事、
これを守れるなら、無理にクローズする必要はありません。

しかし、含み損の時には翌日に持ち越すことなく、
必ず損切りしてポジションを閉じてから就寝しましょう。

FX初心者ほど、リスク意識が低いです。

多少の含み損なら、明日になれば回復してるだろうと安易に考え、
ストップを設定することなく、そのまま寝てしまうことが多いです。

しかし、、、
そういうときに限って、
寝ている間に含み損はどんどん拡大していくものです。

そして、翌朝起きて、チャートを見て唖然としてしまう。
「今更損切りできない」と勝手に思ってしまい、
そのまま含み損に苦しむ日々を送ることになってしまいます。

ストップを設定しないで、チャート監視から離れるなんて事は有り得ないです。
ちょっとした事です。面倒くさがらずにストップを設定してから寝ましょう。

それがイヤなら、含み益、含み損に関わらず、
就寝前に全てのポジションは閉じておきましょう。
それがFXに対して、精神的に一番安定して臨めるスタイルです。