昨日ポジポジ病についての記事を書きましたが、
丁度良いタイミングで、昨日題材になりそうな相場展開になりましたので、
追記したいと思います。
昨日のEURJPYの15分足チャートです。
午前中から深夜24時までの動きです。
EURにしては珍しく動きのない日でした。
上下幅にして僅か40PIPS程度の動きしかありませんでした。
ロンドン時間に僅かに下に動きましたが、
直ぐに反転上昇して、元の位置での持合に戻りました。
東京時間に動かないのは、いつもの事なので構いませんが、
ロンドン時間、およびNY時間に至ってもこれほど動かない日というのは、
かなり珍しいと思います。
順張り派の私としては、これほど動かないとなると、何もできません。
とにかくトレンドが発生してくれないと、それに乗る事ができません。
ですので、このような相場展開の時には、
何もせず、ただただ見ているだけです。
自分のルール、手法に一致するような相場状況になっていないので、
当然手出しができません。
この日のEURJPYに関してはノートレードで終わりました。
しかし、中にはこうした相場状況にも関わらず、
「なんとかしてエントリーしてやろう」
と思っている人もいます。
ほとんど動いていない相場なのに、
「RSIが上向きに変化したから」とか
「2つの移動平均線がゴールデンクロスしたから」とか
無理やり理由をつけて、
エントリーという行為を楽しんでいます。
それがあなたの正当なルールなら構いませんが、
一般的に考えて、順張り派であるならば、
このような狭い持合相場は手出し無用、
分析する価値すらない、と考えるのが普通だと思います。
しかし、FX初心者の人は、
レートの動きよりも、テクニカル指標の動きに注意がいってしまい、
相場の全体像を見失う事が多いです。
FX情報商材でもこのような狭い動きの中で利益をとる手法というのは、
順張り手法では絶対に存在しません。
逆張りメイン、スキャルピングメインの手法なら、なくもないですが、
初心者の人が会得するは、かなりの時間を必要とするでしょう。
「動かない相場は何もしない」
これが一番利益を上げる近道です。