MTF分析~日足チャートで綺麗なトレンド状態は豪ドル米ドルだけ

年末が近づき市場参加者が少なくなってきていますが、
今年の12月は材料に事欠かないですね。

衆議院選挙の思惑と結果による織込み済みと材料出尽くしの動き、
原油価格の大幅下落によるロシア経済不安によるリスク回避の動き、
スイス国立銀行によるマイナス金利の導入、
など、イレギュラーなニュースによってボラティリティの大きな乱高下状態
となっている通貨ペアが多いですが、そんな中、
日足レベルで綺麗なトレンドを維持しているのは豪ドル米ドルだけのようです。

上記のようなイレギュラーなニュースに関しても、関連性が少なかったり、
もしくは、豪ドルにとっては売り材料だったり、
米ドルにとっては買い材料だったりと、
共に下向きという方向性が一緒の動きに作用しているので、
現在まで綺麗な下降トレンドが継続しているんでしょう。

そこで今回は、マルチタイムフレーム(MTF)分析の観点から、
チャートパターン、及びボリンジャーバンドの形状を元に、
現時点で分かる範囲での豪ドル米ドルのシナリオを考えてみます。

豪ドル米ドル日足チャート
audusd1d141221
オレンジラインは今年1月に付けた安値ですが、
そこで一旦反発する動きもみられたものの、程なくブレイクされて以降は、
-1σに沿った綺麗な下降トレンドとなっています。

豪ドル米ドルって日足チャートを遡ってみると、
このような±1σに沿った綺麗な上昇トレンド、及び、下降トレンドになるケースが
結構多いんですよね。

つまり、一旦トレンド発生となると、
継続性のある通貨ペアであると言えるでしょう。

現在は下降トレンドの最中ですが、ローソク足の本数から判断すると、
もうそろそろトレンド後半に差し掛かっているようにも見えますね。

しかし、トレンド後半というのは単なる“予測”ですので、
それを行動の指針にはできません。
下がっている“事実”だけを見つめて、現在は売り方針で臨むべきですね。


豪ドル米ドル4時間足チャート
audusd4h141221
オレンジラインで引いたような下降チャネルライン内での推移となっています。

日足チャートでは-1σが上限となっていましたが、
4時間足チャートで見ると+1σが上限のような動きとなっています。

この下降チャネル内にある間は、売り目線で見るべきで、
下限のラインに向けてのトレードが推奨されますが、
今後、右肩下がりの上値抵抗線を超えてくるようなら
様子見に変更、もしくは買い目線に変更する事になります。


豪ドル米ドル1時間足チャート
audusd1h141221
先週の前半は水平のオレンジラインが下値支持線として機能していたようですが、
そのラインがブレイクされて以降は、今度は上値抵抗線に切り替わっている様子が
チャートから読み取れますね。

いわゆる“サポレジ転換”と呼ばれる現象です。

ちなみに、この“サポレジ転換”という名称は一般的なFX用語なのか、
それとも、俗称なのか分かりませんが、使っている人は使っている用語ですね。

しかも、“サポレジ転換”だけでなく“レジサポ転換”という用語もあって
使い分けるべきなのか、そこまで深く考えなくても良いものなのかも
よく分かっていません。

個人的には、
サポートがレジスタンスに変われば、サポレジ転換、
レジスタンスがサポートに変われば、レジサポ転換、

と呼ぶようにしています。

という事で、このオレンジラインより下にあれば売り目線で見るべき局面で、
このラインを背にしてショートを仕掛けるようにしたいですね。

ボリンジャーバンド自体はあまり利いているようには見えないので、
具体的なエントリータイミングは別のテクニカル指標を用いた方が良いでしょう。

デイトレとしての総合判断

日足や4時間足を見ると、全体的に下降トレンドである事は確かなので、
売り優勢の局面であり、売り目線で見ていくべきでしょう。

ポイントとしては、
4時間足チャートの右肩下がりの上値抵抗線と1時間足チャートの上値抵抗線です。

今後のチャート形成の仕方にもよりますが、
仮に、これらのオレンジラインを上向きにブレイクする場合、
おそらく、この2つの上値抵抗線は、
ほぼ同タイミングでブレイクされるようになると思われますので、
それが実現するまでは、ショートだけを狙った方が良いでしょう。

では、2つのラインがブレイクされた場合は、どうすれば良いのか、、、

買い方針に転換してロングを狙う事もできますが、
個人的には様子見に変更して、
監視対象としての通貨ペアの優先順位を下げるようにしたいです。

日足の形状からすると、-1σを上回ってもそのまま綺麗に上昇トレンドに
転換するのではなく、安値圏での持合に移行する可能性が高そうです。

新たな上値抵抗線が形成されるなどのチャートパターンを待って
ショートが狙える形状になったら再び優先順位を上げたいですね。

本格的な買い方針はしばらく望めない形状です。

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