MTF分析~慢性的なリスク回避のムード

先週は原油相場の動向と英のEU離脱問題がメインテーマとなっていて、
やはり、リスク回避の傾向が強かったですね。

最近は明るい話題が無く、
市場の警戒感を煽るようなニュースが次々と報道されるので、
慢性的なリスク回避の状況が続いているようです。

週末には多少反発した感もありましたが、
これも単なる買い戻し、ポジション調整の可能性が高く、
このまま素直にリスクオンとはならないでしょう。

閉幕したG20財務相・中央銀行総裁会議に関しては、無難な共同声明でしょうか、
特に市場に影響を与えるようなものでもないようですね。

今回は、マルチタイムフレーム(MTF)分析の観点から、
チャートパターン、及びボリンジャーバンドの形状を元に、
現時点で分かる範囲でのドル円のシナリオを考えてみます。

ドル円の日足チャート
usdjpy1d16022801
2月上旬から10円以上一気に下げてきましたが、
オレンジラインWボトムを形成して
その後の動きを模索しているような状況です。

とりあえず、-1σは越えてきましたから、しばらくは安値圏での持合でしょうか。

アクア色ラインは昨年の世界同時株安時の安値であり、
赤色ラインはアベノミクス以降の最安値であり、
個人的にはその空間をレジスタンスゾーンと捉えているんですが、
この地帯を再度越えなければ、
日足レベルで買い目線に変更する事はできないですね。


ドル円の4時間足チャート
usdjpy4h16022802
4時間足チャートだとオレンジラインWボトムの状態がよく分かりますね。

ほとんど同じ価格で止まっていて、現在はそこから反発していて、
+1σも越えており、更にボリンジャーバンドも拡大しているので、
上昇トレンドの初期段階といえるでしょう。

とりあえずの目標は、直上の赤色ラインでしょうか。

この赤色ラインWボトムネックラインであり、
定義上は、この赤色ラインを超えた時点でWボトムのチャートが完成となります。


ドル円の1時間足チャート
usdjpy1h16022803
先週も円主体で相場が動き、下降トレンドから上昇トレンドへと
V字回復しており、週足のローソク足は下ヒゲの長い陽線となっています。

そして、この上昇トレンドは黄色ラインのような上昇チャネルを形成しており、
このライン内に価格があるうちは、買い目線で見た方が良いでしょう。

また、ボラティリティも高いですね。

私が1時間足チャートを見る時には、
どの通貨ペアも縦軸の目盛幅は20PIPS程度にしているんですが、
USDJPYがこれほど縦長のチャートを形成するのは最近の特徴でもあります。

デイトレとしての総合判断

日足チャートは下降トレンドの一服、4時間足チャートは上昇トレンド初期、
1時間足は明確な上昇トレンドとなっていて、
各時間軸でトレンドの判断が異なり、難しい状況といえるでしょう。

個人的なデイトレとしては、1時間足の方向性には従いたいと思っているので、
とりあえずは買い目線で見ていく事になります。

しかし現レートは、1時間足チャートの上昇チャネルの上限に位置しているので、
まずは、1時間足チャートでのオレンジライン付近か、
もしくは、上昇チャネルの下限ラインまで
レートが下がるのを待ってからロングしたいです。

個人的にはあまりロングは気が進まないのですが、これは仕方ないですね。
チャートに従う事を優先しますから。

これが4時間足チャートの赤色ラインであるネックラインを超えてくると、
更には、日足チャートのアクア色ラインを超えてくると、
ロングの信頼性も増していき、心理的にもやりやすくなっていくでしょうが、
まだ当分先になりそうな感じですね。

本命はショートなんですが、現在のチャート形状だと、
1時間足チャートにおける上昇チャネルの下限をブレイクするようなら、
ようやく売り目線になれる状況でしょうか。

4時間足の赤色ラインに届かないようなら、
ディセンディングトライアングルのチャートパターンになる可能性もありそうです。

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