FX初心者の方へ向けて、
ルール作りの為の、これだけは抑えておきたいポイント、
今回はその4です。
- まずは順張りだけを考えましょう
- 用いるメインの時間足は、15分足~1時間足にしましょう
- その日寝る前までにポジションを閉じるデイトレにしましょう
- マルチタイムフレームを意識しましょう
この中の4番を説明します。
4.マルチタイムフレームを意識しましょう
マルチタイムフレーム分析とは、
メインで見ている時間軸のチャートだけでなく、
それよりも大きな時間軸のチャート、
そして、小さな時間軸のチャートも一緒に分析して、
相場の流れを総合的に把握しましょう
という事です。
例えば、日頃30分足チャートを見ているなら、
大きな時間軸として、1時間足チャートや4時間足チャートを見たり、
小さな時間軸として、5分足チャートなどを見て、
総合的に相場の流れを分析する事になります。
大きな時間軸としては、メインの時間軸の4~8倍程度の大きさ、
小さな時間軸としては、メインの時間軸の1/4~1/8程度の小ささが
一般的な目安になります。
しかし、FX初心者の方がいきなりこのような
「複数のチャートを総合的に分析する」といっても
混乱すると思います。
ですので、始めのうちは、第一歩として、
メインの時間軸の4~8倍の時間軸のチャートの流れを
把握する事だけに努めましょう。
つまり、大きな時間軸が上昇トレンドなのか、下降トレンドなのか、
それともトレンドのない状態なのか、
それだけを考えましょう。
そして、上昇トレンドだと判断したら、メインの時間軸ではロングのみを
下降トレンドだと判断したら、メインの時間軸ではショートのみを
エントリー候補としましょう。
大きな時間軸が上昇トレンドなら、ショートは一切考えません。
大きな時間軸が下降トレンドなら、ロングは一切考えません。
こうして方針を決めてしまいましょう。
しかし、このように書くと、FX初心者の方は、
「じゃあ、上昇トレンドや下降トレンドってどうやって判断するの?」
と思うかもしれません。
トレンドの判断というのは、正解などありませんし、
人それぞれ考え方が違ってきます。
私も過去には、マルチタイムフレーム分析についての記事を詳細に書きました。
その時には、私なりのトレンドの判定の仕方も書いていますが、
もちろんそれが正解という訳ではありません。
強いて言うなら
自分にとって納得のいく、無理なく受け入れる事のできるトレンド判定法が正解
と言えるかもしれません。
他人のトレンド判定の仕方をそのまま真似ても、
自分で納得して用いる事ができなかったら意味がありませんし、
長期に活用できません。
ですので、自分でいろいろ試してみて、
自分が納得のできるトレンド判定法を見つけてください。
FXの情報商材の購入を検討する時も、
できればマルチタイムフレーム分析を取り入れている情報商材を
選んだ方が良いでしょう。
その方が長期的に活用できる可能性が高いです。
以上、複数回の記事に分けて手法作成のポイントを書いてきました。
FX初心者の方は参考にしてください。
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