PLATINUM TURBO FXでトレードする際には、シグナルに無条件に従うのではなく、
持合を避けるような工夫をして、シグナルを取捨選択する事が重要だと書きました。

ユーザーサイトにも、持合を避けるようなノウハウ、テクニックが
多数紹介されていますので、それらを参考にしてほしいのですが、
もっとシンプルに考えて、
トレンドの出ている通貨ペアだけをトレード対象にする
という方針で臨む事も重要です。

各種インジケーターを用いて、

「持合相場とトレンド相場の切り分けを
 ローソク足1本分の精度までキッチリと区別して、
 トレンド相場になったらエントリーしよう」

というような、数字に頼って持合とトレンドを分けるのではなく、
もっと単純に、視覚的に見て、トレンドが出ている通貨ペアだけを
その日の、その時間帯でのトレード対象とする、
という考え方でも、十分に利益が出ると思います。

ローソク足だけでトレンドを判断する事に慣れていない場合は、
移動平均線くらいは表示させても良いでしょう。

2つの移動平均線でトレンドを判断

以下は、昨日11月12日のPLATINUM TURBO FXでのトレードです。

まずは、EURUSDの1分足チャート、ロンドン時間からNY時間序盤までです。
(時間軸は+7時間すれば日本時間です)
platinum14111301
チャート上に赤色の移動平均線が2つ表示していますが、
細い方は、期間20本分の移動平均線で、
太い方は、期間100本分の移動平均線です。

この太い方の期間100本分の移動平均線とは、
5分足チャートにおける期間20本分の移動平均線を表しています。

つまり、1分足チャートと5分足チャートは、5倍の関係にあるので、
20×5=100本という事で、1分足チャートに表示した100本分の移動平均線とは、
5分足チャートにおける20本分の移動平均線とほぼ同意という事になります。

この2本の移動平均線の傾き具合を補助として参考にし、
トレンドを把握するように努める事も立派な持合対策となります。

この日、ロンドン時間序盤は上昇トレンドである事が分かります。

それに合わせて、最初は押目買いのような位置で
緑色上向き矢印のロングエントリーシグナルが出ていますね。

まずは、小幅に利確した後、再び緑色上向き矢印が出現しており、
今度は高値抜けっぽい位置でのシグナルとなっていますが、
このシグナル点灯後、トレンドが転換してしまい、損切りとなってしまいました。

本当は損切りを示すピンクの×マークが出たら、即損切りすべきなんですが、
移動平均線100を割っておらず、また直近の安値水準も割っていなかったので、
裁量判断で、もうしばらくポジションをキープする事にしたんですが、
それが裏目に出てしまいました。

その後、移動平均線100を割り、直近安値も割り、
トレンド転換が明確になったのを確認しての損切りです。

そして、2つの長短の移動平均線を下割れした事で、今度は売り目線に変更、
ショートだけのシグナルに従うように方針転換です。

その後は見ての通り、時間経過とともに下降トレンドが明確になっていって、
3回連続で赤色下向き矢印のショートシグナルが出現、
全て利益確定トレードとなりました。

19時台には、再び上昇トレンドが明確になってから
一度、緑色上向き矢印のロングシグナルが出現して利益確定となりました。

このように、ある程度の値幅を伴った上下動の場合、
そのトレンド転換時にポジションを持っていたら損切りとなりますが、
それ以外のトレンド状態の時では利確できる確率が高いですね。

次に、EURJPYの1分足チャート、先と同じく、
ロンドン時間からNY時間序盤までです。
platinum14111302
最初の赤色下向き矢印は明らかに持合中に出たシグナルであり、
これに従う事はできませんよね。

結果的には、その後下降トレンドが明確となり、
そのトレンド中に、一度だけ赤色下向き矢印のショートシグナルが出ていて、
順調に利確できている事が分かります。

この通貨ペアに関しては、下降トレンド中に一度だけしか
シグナルが出ませんでしたが、やはり2つの移動平均線の関係を見て、
トレンドが明確となった時だけのシグナルに従うようにしています。

この日はロンドン時間だけPLATINUM TURBO FXでチャートを監視しましたが、
7回トレードして6勝1敗合計50.9PIPSの利益幅となりました。
platinumresult141113

では最後に、USDJPYの1分足チャートを見てみましょう。
時間帯は同じく、ロンドン時間からNY時間序盤までです。
platinum14111303
これを見てどう思いますか?

ローソク足の並び、そして2つの移動平均線の傾き、位置関係から判断して、
ロンドン時間序盤からトレンドが出ているとは言えませんよね?

明らかに持合、もしくは方向感なく推移しているという事が分かります。

このような通貨ペアのシグナルに従っていたら上手くいかないのは明白ですよね?

もちろんこの日のUSDJPYはトレード対象外です。

インジケーターを駆使して、ダマシのシグナルの排除、
そして、持合の排除に努める事も大事ですが、
そもそものチャートの形状から視覚的に判断できる要素もあります。

PLATINUM TURBO FXでトレードする時には、
トレンドが明確になっている通貨ペアを優先してトレード対象としましょう。

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