デイトレというのはその日のうちにトレードを完結させるスタイルですので、
チャートの形状がどうなっていようと、
自分の監視時間が終われば一旦は全てのポジションを閉じる事を優先させます。

しかし、グランドセオリーFXの著者である「らいく」氏は
専用サイトに置かれてあるトレード解説動画を視聴した感じでは、
その日のうちにポジションを閉じる、という事はしないようですね。

ポジションを保有した状態で席を離れる、もしくは就寝するとした場合、
30分足メインのトレードであっても、1時間足メインのトレードであっても
ストップを設定してそのまま放置としているうようです。

30分足や1時間足をメインとしたトレードというのは
一般的にはデイトレに属するでしょう。

そして、デイトレというのは、
トレンドの一部を切り取る
頭と尻尾はくれてやれ
というイメージがありますが、
らいく氏の場合はそのような発想とは違っています。

どう違うのかというと、

チャートの流れを追いかけて、取れるところからは全て取る

というトレードスタイルになっているのが特徴です。

トレード動画を視聴してみても、
1つの通貨ペアを数日間にわたって追いかけて、
連続でトレードしているケースが多いです。

つまり、
らいく氏の場合は、デイトレで分かりやすい場面だけを狙うという発想ではなく、
チャートの流れに合わせてポジションメイキングをしているという印象ですね。

そこで私もライク氏を真似て、GBPUSDだけを1週間ほど継続的に監視して
その流れを追いかけながらトレードしてみました。

GBPUSDの1時間足チャートでの1週間分のトレード

期間としては、先週13日夜から今週20日までの週をまたいでの5日分です。

期間が長過ぎてチャート画面が収まりきれませんでしたので、
画像クリックで別ウィンドウで開くようになっています。

GBPUSDの1時間足チャート
gtfx15102201
まず、横向きの矢印についてですが、
最初の横向き青色矢印でロングエントリーし、次の横向き青色矢印で決済、そして、
最初の横向き赤色矢印でショートエントリーし、次の横向き赤色矢印で決済
を表してます。

そして、ローソク足の上下表示されている上向き、下向きの矢印ですが、
これは、私が提供している独自インジケーターである、

グランドセオリーFX ローソク足パターン通知インジケーター

によるシグナルとなっています。

チャート上に1番~4番まで番号が振ってありますが、そこがエントリー位置です。

1番のロングエントリー

直前に英の経済指標発表で大陰線の急落となりましたが、
その後徐々に下落スピードが緩くなり、
レンジCBMロジックにおける「スティックキャンドル」が出現したのを確認しての
逆張りロングエントリーです。

エントリーしたのは日本時間23時台で、しばらくはチャートを見ていましたが、
就寝時間になったので、所定の位置にストップが置いてある事を確認して、
パソコンを閉じました。

そして、起床後に反転上昇しているのを確認、そのままポジションキープとして
ボリンジャーバンドの+2σまで到着してくれました。

グランドセオリーFXではここが利確ポイントの1つでもあるんですが、
明確な下落のサインが出てなかったので、ここではそのままポジションキープです。

そして、雲を一気に抜き去ったことでレンジから上昇トレンドへ意識を転換させ、
その後、グランドセオリーFXにおける「N字」「オセロ」を経て、
トレンドが続く限りついていく方針としました。

そして、チャートの形状がWトップとなり、
レートが節目の1.5500の手前で失速してきたのを確認して決済となりました。

2番のショートエントリー

1番のロングエントリーを決済した後、Wトップからの下落を予測、
また、トレンド相場からハイ・レンジ相場への移行というシナリオを立てて、
先のロングポジションを閉じた直後にショートエントリーです。

目標は-2σラインでしたが、ボリンジャーバンドの中心線付近に阻まれて、
再び上昇に転じてしまい、ストップにかかって損切り終了となってしまいました。

3番のショートエントリー

その後、数時間は様子を見ていましたが、
ローソク足5本連続で上ヒゲが目立つようになり、明らかに上値が重たい様子。

そして、「グランドセオリーFX ローソク足パターン通知インジケーター」による
逆張りショートの下向き赤色矢印が出現したのを見て、再度のショートです。

今度はすんなり下落してくれて、レートが-2σタッチしたのを確認して決済です。

4番のロングエントリー

その後しばらくはエントリーチャンスが無かったですね。

チャートの形状的にはオレンジ色ライン緑色ラインで挟まれたレンジ相場へ
移行していますので、逆張りのエントリーをしたかったんですが、
グランドセオリーFXにおけるレンジCBMロジックに一致する場面はなく、
一日半以上見送りのままでした。

そして、週明けの19日にボリンジャーバンドがスクイーズから拡大し始め、
且つ、雲も抜け始め、更に「トリプル」と「下ヒゲ陽線」を確認してのロングです。

利確目標値はオレンジ色ラインでしたが、そこまでは届きませんでしたね。

徐々にレンジ幅が狭くなり、
翌日になって上ヒゲの長い「スティックキャンドル」が出現してしまったので、
仕方なく、小幅利益での決済としました。

それ以降は、非常に狭いスクイーズ相場となってしまったので、
一旦これで追いかけトレードは終了としました。


結局、5日間連続で追いかけて3勝1敗、合計+273.3PIPSの獲得となりました。
result15102202

うまい具合にトレンド相場からレンジ相場への移行も体験できましたので、
なかなか良いサンプルではないかと思います。

しかし、どうしても私の場合はエントリーを厳選してしまいますね。

らいく氏なら上記のトレンド相場だったら
トレンドの途中途中でポジションの積み増しもするでしょうし、
レンジ相場でも、もう少しアクティブに動くでしょう。

この辺りは裁量トレードたる所以で、
全員が同じ位置でエントリーするわけではないですが、
グランドセオリーFXのトレード方針、戦略が理解できると、
多少エントリー位置、エントリー回数が変わったとしても
トータルでプラスにする事は可能になります。

あなた、、、本気なんですね。
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