サポートラインやレジスタンスラインを手法に取り入れている人は多いでしょう。
私の場合もその日チャート監視を始める前には、
15分足、1時間足、4時間足、日足のチャートを確認して、
それぞれの時間軸でサポートラインとレジスタンスラインを引くようにしています。
私が具体的にどの位置にラインを引いているのか、、、
それは私の別ブログで毎日のように公開していますので、
興味がある方は参考にしてほしいのですが、
ある日、私のブログを参考にしている読者様から
ラインについて以下のような質問をいただきました。
「ラインを引く時にはどのくらい過去に遡って引けば良いのですか?」
チャートというのは過去に遡ろうと思えば、いくらでも過去へ戻せてしますので、
どの位置まで戻って、どの期間でラインを引けば良いのか
分かりにくい面もありますね。
あまり昔に遡り過ぎてラインを引いても意味がない可能性もありますし、
逆に、直近の数本程度のローソク足だけでラインを引いても、
誰も意識していなくて、全く効いていない可能性もあります。
ライン引きは、トレーダー毎に引く時の定義というか、
流派みたいなものが違っているので、どれが正解というものはないんですが、
私の場合は、、、
どの時間足で引く場合でも、
直近のローソク足から約100~150本程度の期間を見て
サポートライン、レジスタンスラインを引くようにしています。
これには理由があって、
例えば15分足チャートなら、1日で生成されるローソク足は4×24=96本になります。
つまり、過去100本程度の期間を見る事で、
約1日分のサポートライン、レジスタンスラインを確認している事になります。
(それより昔に遡ってのラインは、1時間足チャートの役割です)
1時間足チャートなら、1週間で生成されるローソク足は24×5=120本になります。
つまり、過去120本程度の期間を見る事で、
約1週間分のサポートライン、レジスタンスラインを確認している事になります。
(それより昔に遡ってのラインは、4時間足チャートの役割です)
4時間足チャートなら、1ヶ月で生成されるローソク足は6×20=120本になります。
つまり、過去120本程度の期間を見る事で、
約1ヶ月分のサポートライン、レジスタンスラインを確認している事になります。
(それより昔に遡ってのラインは、日足チャートの役割です)
日足チャートなら、半年で生成されるローソク足は20×6=120本になります。
つまり、過去120本程度の期間を見る事で、
約半年分のサポートライン、レジスタンスラインを確認している事になります。
(それより昔に遡ってラインを引く事は、ほぼありません)
以上、デイトレレベルならこのくらい見ておけば問題はないと思っています。
私の場合は15分足チャートをメインとしたデイトレというスタイルなので、
基本的には1時間足チャートのサポートライン、レジスタンスラインを中心に
見ていきます。
しかしもしもその日、4時間足チャートや日足チャートのサポートライン、
レジスタンスラインが近くに位置していたら、そのライン付近も意識して
サポートライン手前での売り、レジスタンスライン手前での買いは控えます。
重要度としては、4時間足チャート、日足チャートのサポレジですが、
毎日頻繁に関わるわけではないので、
通常は1時間足チャートのサポレジを意識してトレードしています。
また、5分足チャートや1分足チャートなどの短い時間足では
それほどラインの有効性は大きくないという印象ですが、
それでも一応は引くようにしています。
この場合はレジサポのラインでの攻防を見てそのブレイクを仕掛けるというよりは、
ライン上では買い優勢、ライン下では売り優勢、というように
視点の切り替えに利用する感じでしょうか。
以上、私がラインを引く時の期間、及びそれに付随する補足説明でした。
もちろんこれが正解というわけではないですよ。
私がトレードする時にはこれが一番しっくりくるので、
このようにラインを引いているだけです。