上昇トレンドの時は、買いのポジションを考える。
下降トレンドの時は、売りのポジションを考える。

 

順張りトレーダーならば当たり前の戦略ですね。
流れに沿って利大を追求する事が順張りトレードの基本方針だからです。

 

しかし中には、順張りをやりたいと思っていながら、
意志の弱さに負けて、値ごろ感の誘惑に負けて、
トレンドと反対方向のポジションを持ってしまう人もいます。

 

また中には、もともと逆張り思考のトレーダーもいるでしょう。

 

順張りトレードと逆張りトレードとでは、どちらが利益を上げやすいかは
人ぞれぞれの性格、相性というものもあるので、一概に断定する事はできませんが、
人間が日常生活をして、その生活習慣から身に付いた常識で判断してしまうと、
「安くなれば買いたい」と思い、「高くなったら売りたい」と思うのが、
通常の人間心理です。

 

つまり、人間は本質的には、逆張り的な思考でチャートを見ていることになります。

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特に、FXについてあまり勉強していない初心者のうちは、
日常生活とFXの常識の違いを、はっきり区別できていないですし、
そもそも区別する事の意味すら分かっていないので、
どうしても逆張り思考でチャートを見てしまいます。

 

FXの世界での順張りトレーダーと逆張りトレーダーの割合がどのくらいなのかは、
私は知りませんが、思った以上に逆張りトレーダーが多いような気がします。

 

ここで私が言っている逆張りトレーダーというのは、

・自分の意志で逆張りトレーダーになっている
・本当は順張りをしたいが、誘惑に負けて逆張りをしてしまっている
・順張り逆張りの意味すら分かっていない、値ごろ感だけでトレードをしている

こうした人たち全てを合わせて、全体の逆張りトレーダーの数が、
相当多いという印象です。

 

証券会社などに属して、仕事としてFXなどのトレードをしている人のほとんどは
順張りトレーダーと言われていますが、そうした会社に属しているトレーダーは
みっちりと順張り思考を叩き込まれるそうです。

しかし、そうした会社に属していない私たちのような一般的なトレーダーの場合は、
おそらく逆張りトレーダーが大半であるような気がします。

 

特に、日本人であり、証券会社などに属していない一般的なトレーダーの場合、
順張りトレーダー20%、逆張りトレーダー80%
という感じではないでしょうか。

 

そして、逆張りトレーダーの中でも、

自分の意志で逆張りトレーダーになっている—20%
本当は順張りをしたいが、誘惑に負けて逆張りをしてしまっている–30%
順張り逆張りの意味すら分かっていない、値ごろ感だけでトレードをしている—30%

というような割合ではないでしょうか。
(全くの個人的な主観ですよ)

 

私自身は、順張りトレーダーであり、順張りに方針を固めてから
成績が向上したという経験がありますので、
どうしても順張り贔屓(ひいき)になってしまいますし、
ブログで扱っている情報商材に関しても、
どうしても順張り主体のものになってしまいます。

 

もちろん逆張りだけで利益を上げ続けている人もいらっしゃると思いますし、
逆張りメインの優秀な商材もあるとは思います。

 

しかし、私自身はそれほど器用な性格ではないので、
順張りで利益、逆張りでも利益、全ての相場で利益を上げられるような
スーパートレーダーにはなれそうもありません。

 

トレンド方向に仕掛けるだけ
こうした気楽なスタンスが自分には合っているような気がします。