MTF分析~ドル円は日足レベルのトレンド転換なのか?

米中貿易戦争が市場の中長期的なテーマになるのかと思いきや、
中国側が対話での解決を求める姿勢を示したことでリスクが後退し、
市場のテーマからも外れつつあります。

しかし、それと交代するにように
今度はリシア情勢の緊迫化が報道されるようになってきました。

久し振りの地政学リスクの浮上ですが、
それにしては、あまり円買いになっていませんね。

先の、米中貿易戦争の時もそうでしたが、
通常、このような国間の争いごとが起きると
お決まりのようにリスク回避の円買いになるはずなんですが、
最近はそのような動きにはなっていません。

今年に入って以降、
ドル円やクロス円は日足レベルでの下落傾向が続いていたので、
“もう十分に下げた”と市場が判断しているんでしょうか、
ファンダメンタルズを無視して戻りを試す状況が続いています。

そのあたりの状況を
マルチタイムフレームを使ってドル円で確認しておきます。

ドル円の日足チャート
usdjpy1d18041401
長い間、高値切り下げ安値切り下げの下降トレンドでしたが、
4月に入って以降は、ようやく戻りを試すような動きとなっています。

ボリンジャーバンドも拡大していてエクスパンション模様、
移動平均線も久しぶりに上を向いています。

そして、まだハッキリとはしませんが、
+1σを越える状況も見られ、
上昇トレンドの始まりっぽい動きです。

しかし、アクア色ゾーンが気になりますね。

これは1ヶ月前の記事でも指摘しましたが、
日足レベルでの上値抵抗帯となりうるゾーンです。

このゾーンを越えれば明確にトレンド転換と言っても良さそうですが、
そうでなければ安値圏での持合という認識です。

一応、直近の動きでは買い優勢ですが、
アクア色ゾーンを超えるまでは安心できない状況です。


ドル円の4時間足チャート
usdjpy4h18041402
安値の切り上げとオレンジラインの上値抵抗線が確認できるので、
アセンディングトライアングルのチャートパターンです。

直近ではその上値抵抗線をブレイクする動きも見られましたが、
アクア色ラインが意識されたのか、ブレイクはダマシとなって
再びオレンジライン以下に戻っています。

ちなみに、このアクア色ライン
先に掲載した日足レベルのアクア色ゾーンの下限です。

しかし、チャート形状的には、
高値切り上げ安値切り上げとなっているので、
まだ買い目線であることに変わりはありません。


ドル円の1時間足チャート
usdjpy1h18041403
先週は全般的にボックス相場となっていましたが、
週末にブレイクしましたね。

大引けに向けて再度オレンジラインを割ってしまいましたが、
デイトレレベルならこの程度のブレイクでも利確できたでしょう。

現状は明確なチャートパターンは見られず、
次の展開待ちのような感じです。

ボリンジャーバンドも内側を向いていますので、
しばらくはレンジ的な動きになるのでしょうか。

デイトレとしての総合判断

日足チャートでは、上昇トレンドの始まりだが上値抵抗帯が気になる状況
4時間足チャートでは、高値切り上げ安値切り上げの上昇トレンド
1時間足チャートでは、明確なパターンが見られず次の展開待ち
となっており、
総合的な判断としては、あまり良い状況とは言えないですが、
日足レベルでの上昇トレンドへの転換と
4時間足レベルでのダウ理論的な上昇トレンドをエビデンスとして
ロング主体で考えていきたい局面でしょうか。

しかし、日足チャートに記したアクア色ゾーンには注意すべきで、
この下、及び、この中に価格が位置しているうちは、
いつ反落してもおかしくないという心構えでいる必要があります。

逆にショート主体に変更する時は、
4時間足レベルでの右肩上がりトレンドラインを割った時でしょう。

なぜなら、このラインを割ってしまうと、
日足レベルではアクア色ゾーンからの反落となり、
4時間足レベルではダウ理論の崩れとなるので、
ロングの根拠がなくなるからです。

米国がシリア軍の基地と化学研究施設を攻撃ですか。。。

ということは、
週明けのクロス円はリスク回避のギャップダウンか。
それとも、これにも無反応なんでしょうか。

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