Trade Trainerの独自特典第一弾として
順張り系のインジケーターを提供しましたので
今回の第二弾では逆張り系のインジケーターを提供します。

逆張りとは今発生しているトレンドに逆らった向きに仕掛ける戦術で、
使用される代表的なインジケーターにはRSI、ストキャスティクスなど
あなたも知っているであろうメジャーなものがいくつか存在しますが、
本インジケーターではボリンジャーバンドをメインに使っています。

よって、特典名は
ボリンジャーバンド逆張りシグナルインジケーター
としました。

このインジケーターをチャートに適用すると以下のように表示されます。
chart24011801
ボリンジャーバンドの3つのラインとエントリーのタイミングを知らせてくれる
2つの矢印から構成され、それぞれ…
黄色ラインはボリンジャーバンドの中心線
その上下にある緑色ラインはボリンジャーバンドの標準偏差ライン
上向きアクア色矢印は逆張り買いのシグナル
下向きマゼンタ色矢印は逆張り売りのシグナル
となっています。

どのような条件でシグナルを出しているのかというと、
パラメーターの初期設定では
逆張り買いの場合は
ボリンジャーバンドの-2.0σラインを終値が下から上へ抜ける
且つ、RSIが30未満だったら買いシグナル
を出し、
逆張り売りの場合は
ボリンジャーバンドの+2.0σラインを終値が上から下へ割って
且つ、RSIが70より大きかったら売りシグナル
を出すようにしています。

シグナルを出すきっかけはボリンジャーバンド±2.0σへの交差ですが、
RSIも併用することでシグナルをより絞り込んでいます。

ボリンジャーバンド逆張りシグナルインジケーター』では
このような逆張りの条件を明確にルール化したうえでシグナルを出しており、
人間の目視による曖昧で不確実な確認作業はないので再現性が高く、
検証トレードには打ってつけと言えるでしょう。

パラメーター変更でシグナルも変更

もちろん幾つかの条件はパラメーター化しているので、
各自トレーダーが様々な条件のもとで検証することができます。

例えば、
ボリンジャーバンドの標準偏差は2.0が初期値ですが、
1.5に変更すると以下のようなシグナルになります。
chart24011802
同じチャートで標準偏差を2.5に変更すると以下のようにシグナルが変わります。
chart24011803

標準偏差の数値を大きくすればするほど
それだけボリンジャーバンドの中心線からラインが離れるので、
価格とラインが交差する機会も減り、
その分、逆張りシグナルは減る傾向にあります。

また、RSIのパラメーターを変えたり、
RSIの条件自体を無効にすることもできます。

例えば、RSIが有効状態だと以下のようなシグナルになります。
chart24011805
同じチャートでもRSIを無効にすると以下のようにシグナルが変わります。
chart24011804

RSIは逆張り系のオシレーター指標ですが、
こちらはエントリーのタイミングには使っておらず、
サブの条件という位置づけになっています。

RSIが無効になっていると、ボリンジャーバンドだけの条件になるので、
その分条件が緩くなり、逆張りシグナルは増えることになります。

ボックス相場と行き過ぎ相場

本インジケーターはボックス相場と行き過ぎ相場での検証トレードに活用できます。

まず、ボックス相場とは
価格の上限と下限が揃っているチャート形状を指しますが、
直近の安値と同じような位置で買いシグナルが出た場合は、
そこが下値支持線になる可能性があるので検証に値するでしょう。

同様に、
直近の高値と同じような位置で売りシグナルが出た場合は、
そこが上値支持線になる可能性があるので検証に値するでしょう。

直近の安値と同じような位置で買いシグナルが出た例
chart24011806

また、行き過ぎ相場では、
価格が売られ過ぎて中心線から下向きの乖離が大きくなると、
そこからは自律反発する可能性があるので、
その時点での買いシグナルは検証に値するでしょう。

同様に、
価格が買われ過ぎて中心線から上向きの乖離が大きくなると、
そこからは自律反発する可能性があるので、
その時点での売りシグナルは検証に値するでしょう。

買われ過ぎ/売られ過ぎでシグナルが出た例
chart24011807

トレンド相場にも使えるか?

本インジケーターを使って検証していくと
あなたなりのアイデアが浮かんでくることがあるかもしれません。

私もTrade Trainerの練習環境に本インジケーターを適用し、
いろんな条件でチャートを進めて検証してみたんですが、
幾つか面白そうな戦術を思い浮かびました。

その中の1つが以下です。
赤色ラインはMA100で新たに追加しました。
サンプル1
chart24011808
サンプル2
chart24011809
たくさんシグナルが出ていますが、注目すべきシグナルは…

赤色ラインが上を向いていて、且つ、
その上にボリンジャーバンドの中心線が位置し、且つ、
レートのほとんどが赤色ラインの上に位置している時の
上向きアクア色矢印の買いシグナル

同様に、

赤色ラインが下を向いていて、且つ、
その下にボリンジャーバンドの中心線が位置し、且つ、
レートのほとんどが赤色ラインの下に位置している時の
下向きマゼンタ色矢印の売りシグナル

これらの条件だとシグナルがかなり絞り込まれますが、
残ったシグナルの期待値は高そうだと思いませんか?

いわゆる、
大きな流れ(赤色ライン)がハッキリしている時に
一時的に反転したところでの逆張りシグナル

です。

つまり、大きな流れでは順張りだが、
メインで見ている時間軸では逆張りに相当するポイント
こういったところで仕掛けることができれば、
期待値>1のトレーディングができるのではないか…

といったアイデアが浮かべば、
そのルールで実際にTrade Trainerで何度も検証トレードを行い、
トータルの成績を出して分析してみる…

そして、その分析結果をもとにして改善点を見つけ、
さらに検証トレードを繰り返す…

こうやってルールの精度を上げていくことが
トレーダーとしての検証作業です。

あなたも『ボリンジャーバンド逆張りシグナルインジケーター』を活用して
色々なアイデアを盛り込んで自分だけのルールを確立してください。

その他補足事項

Trade Trainerの独自特典としては、
今回の第二弾で一旦開発終了とします。

実はこれら以外にもご要望があり、第三弾の候補はあるんですが、
それを提供すると私の負担が重くなり、
時間も取られることになるので、とりあえずは保留状態にしています。

読者様、購入者様からの反応を見て
独自特典第三弾を提供するかどうかを今後決めていきます。

よって、Trade Trainerの独自特典は今のところ、
第一弾の『移動平均線順張りシグナルインジケーター
第二弾の『ボリンジャーバンド逆張りシグナルインジケーター
この2つと認識してください。

そして、既に他のサイトでTrade Trainerを購入してしまい、
上記の独自特典だけが欲しいという方は、
本ブログの上部メニュー「独自特典のみの購入方法」をご覧ください。

有料でよろしければこれらの独自特典をお売りします。

多くのトレーダーが練習ツールを使っています。あなたは使っていますか?
Trade Trainerの全てを解説したレビューへ