MT4裁量トレード練習君プレミアムは2013年に販売が開始され、
私のブログでは2016年に初めて取り上げ、レビュー文を掲載しました。
つまり、販売開始から11年も経過している超ロングセラー商材であり、
私も8年間使い続けている必須ツールになります。
私の場合、何かしらのトレードアイデアが浮かんだ時や、
FX商材で提供されている手法を検証する時には、
MT4裁量トレード練習君プレミアムを使ってその有効性を検証する
というのが定番作業になっています。
MT4裁量トレード練習君プレミアムはこれまでも機能改善や不具合修正などの
小さなマイナーチェンジ、細かいバージョンアップなどが何度も繰り返され、
現在のバージョンはVer16.2にまで上がりましたが…
今回、アプリの構造を根本から作り直し、
大きく仕様変更し、新機能も追加して、
MT4裁量トレード練習君プレミアム2に新しく生まれ変わりました。
以下からは
MT4裁量トレード練習君プレミアムを「旧練習君」
MT4裁量トレード練習君プレミアム2を「練習君2」と略して表現します。
どのような機能が新しく追加されたのか(既存ユーザー向け)
今まで旧練習君を使っていた既存ユーザーの方々は
どのような機能が追加されたのか気になるところでしょう。
詳しくは本ブログの右側に掲載しているレビュー文を見て欲しいのですが、
ここでは代表的な新機能2つを紹介します。
巻き戻し機能
おそらくユーザーからの要望が最も多かったのがこの機能ではないでしょうか。
旧練習君ではチャートを前に進める(ローソク足を更新する)ことしかできませんでしたが、
練習君2ではチャートを巻き戻す(ローソク足を戻す)ことができるようになりました。
リアルのMT4やデモのMT4では絶対に実現不可な機能ですが、
これによって検証作業が更にやり易くなったでしょう。
検証作業は当然スピードを速めて行いますが、
あまりにも速過ぎてエントリータイミングが遅れてしまうのは
検証トレードの”あるある“ですね。
練習君2ではそのようなタイミング遅れの場面ではチャートを巻き戻して
所定の位置でエントリーすることができるようになりました。
その他、エントリーポイントをじっくり吟味したい場面や
チャート形成の成り立ちを詳細に観察したい場面で
プライスアクションを確認たりトレンドラインを何度も引き直すなど、
個人的な重要ポイントでチャートを何度も行き来して、
思慮を重ね、熟考することは、検証の精度を上げれくれることでしょう。
異なる通貨ペアを表示可能
旧練習君では一つの通貨ペアしか表示できませんでしたが、
練習君2では異なる通貨ペアを同時に表示することができるようになりました。
つまり、ドル円でトレードする際には、
ドル円以外のユーロドルやユーロ円なども同時に表示できるので、
各通貨の力関係を確認しながらトレードできます。
これにより相場状況の把握がよりリアルに近づきましたね。
私に限らずほとんどのトレーダーは
複数の通貨ペアの動きを同時に見ながらトレードしているでしょう。
そして、今の動きがドル主体なのか or 円主体なのかを
把握しながらトレードしているでしょう。
それと同じことが練習君2でもできるようになったことで
期待値>1の手法構築作業もやり易くなったはずです。
以上、新機能2つの紹介でした。
もしかして既存ユーザーの方で
しばらく旧練習君を起動していない方もいらっしゃるかもしれませんが、
今回のバージョンアップを機に練習君2での検証を再開してみませんか?
ほぼ完成形に近づいた練習君2の使い心地を試してみてください。
そして、練習君2の開発者様の話によると、
旧練習君は近い将来に使えなくなる可能性もあるらしいので、
既存ユーザーの方は早めにバージョンアップしておきましょう。
何かしらの検証ソフトは持っておいた方が良い(新規ユーザー向け)
トレーダーであるならばMT4裁量トレード練習君プレミアム2のような検証ツールは
最低限一つは持っておいた方が良いでしょう。
なぜなら、やはり止まっているチャートを手動で動かしての検証と
動いているチャートを使って実際にトレードを繰り返しての検証とでは、
そのリアル感や精度が全く異なってくるからです。
ほとんどのトレーダーが知らず知らずのうちにやっていることだと思いますが、
手動でチャートを動かして
「ここでエントリーして、ここで決済して、、、」
とやっていると、
必ずと言っていいほどチャートに忖度し、
自分に都合良く歪曲したトレーディングになってしまいます。
心のどこかで
「この手法は有効なはず」「有効であって欲しい」
という願望が生まれ、それがチャートを歪んで見せてしまい、
自分に都合の良いエントリー位置、決済位置になってしまい、
偽物の期待値>1の手法を作り上げてしまいます。
そして、いざ実際に動いているリアル口座で使ってみると、
全く機能しない…
それもこれも
“止まったチャートで都合良く解釈した練習をしてしまったから”
です。
そんな歪曲トレードをしないためにも、
練習君2を使った動いているチャートでの練習をメインとした方が
よっぽど正確で効率的です。
私の場合、何かしらのトレード手法を検証する際には、
まず最初に過去チャートを手動で動かしつつ、
有効かどうか、機能しそうかどうか、大雑把に調べます。
そして行けそうだと感じたら、
MT4裁量トレード練習君プレミアム2を使って実際に動いているチャートで
複数回トレードしてみてその成績を確認し、
そのトレード手法が本当に有効かどうか判断を下すようにしています。
これがリアルタイムに動いている本当の相場でトレードして検証するとなると、
手法の優劣の判断までに数週間、数ヶ月かかってしまいますが、
練習君2なら僅か1日で判断がつきます。
なぜなら、1日で何十回、何百回とトレードできるからです。
この”時間を無駄にしない効率性”が検証ツールを利用する最大の強みです。
以上、
既存ユーザーにとっても、購入を検討している新規ユーザーにとっても
練習君2は持っておいて損のない必需品といえます。
現在、検証ツールはいくつか存在しているので、
既に何かしら持っているのなら改めて購入する必要は無いかもしれませんが、
もしも持っていないのなら他のトレーダーに後れを取らないように
真剣に購入を検討しておきましょう。
このツールを使わないとトレード経験に圧倒的な差をつけられてしまいます。
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