日付、価格、時間軸、通貨ペア、全て表示していません。
表示しているのは、MA21とボリンジャーバンドの±1σ~±3σだけです。

 

あなたは、運良くこの上昇トレンドに乗ることができました。
もう既にかなりの期間上げ続けていますね。

 

あなたはこのチャートの形状を見たときに、
どうなったら利確しますか?
(下の画像を見ずに考えてね)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この一方的な上昇のチャートを見てピンとくる人も多いと思いますが、
これは、EURJPYの最新の1時間足チャートですね。

 

先のチャート図の再掲ですが、黄色いラインを引いています。
この黄色いラインというのは、
この上昇トレンドにおける一旦の押しの位置です。

 

見てお分かりのとおり、この押しの位置、
つまり、安値が切り上がりながら上昇していることが分かりますね。
これは上昇トレンドの特徴の1つです。

 

つまり、上昇トレンドとは、
安値が切り上がっており、高値が切り上がっている状態
のことです。

 

ダウ理論ですね。

 

この状態が継続されている限りは上昇トレンドですので、
ポジションはキープし続ける事が推奨されます。

 

ではいつ利確するのか。

 

安値の切り上がり、高値の切り上がりのパターンが崩れた時です。

 

今回のチャートでいうと、最新の安値切り上げラインである黄色いライン
122円台で引いていますが、これをローソク足が終値で割ったら利確とします。

 

シンプルで分かりやすいですね。

 

しかし、見ている時間足が1時間足チャートではなく、
もしも、4時間足チャートだったとしたら、
利確ポイントは異なってくる可能性があります。


EURJPYの4時間足チャートです。

 

1時間足チャートでは見えていた安値切り上げのチャートパターンが
一本のローソク足に呑み込まれしまい、見えていません。
ほぼ押しのない一方的な上昇トレンドです。

 

ですので、4時間足チャートをメインにしているトレーダーの場合は、
別の利確ポイントを探す事となります。

 

例えば、+1σ割れで利確するとか、
もしくは、4時間足レベルでの安値切り上げ状態を待ってからの
その安値割れで利確するとか、そうした判断をすることになるでしょう。

 

トレーダーがメインで見ている時間足によって
利確ポイントは異なってくるものですし、
そもそも利確ポイントに正解などありません。

 

上記に関しても、私ならこうする、という1トレーダーの考えですので、
100%の正解ではありませんよ。

 

ダウ理論などは、昔からある基本的な考え方の一つですが、
定量的に用いる事ができませんので、
FX初心者には分かりづらいかもしれませんね。

 

是非自分にあった、納得のいく利確ポイントを見つけてください。